京都学園大 新キャンパス・学部再編で人気爆発!

2015年5月27日

京都学園大の高校予備校対象説明会にお邪魔させて頂きました。

京都学園大、と言えば新キャンパス「太秦キャンパス」設置とそれに伴うキャンパス・学部再編、というのが大きな話題になっていました。

2015年4月、太秦天神川に位置する山之内浄水場跡地に新キャンパス「太秦キャンパス」を無事開設され、今回の説明会はそちらで開催されました。

この新キャンパス開設と同時に、これまでの学部・学科体制を見直し、4学部10学科体制へと再編されています。従来からのキャンパスは「亀岡キャンパス」とし、両キャンパスで設置学部・学科が異なっています。また、両キャンパスの始業時間をずらしており、太秦Cで1限受講後、亀岡Cへ移動して2限を受講するということを可能にしています。

ここで、両キャンパスにどの学部・学科が置かれているのか、をおさらいします。

亀岡キャンパス(始業時間 9:30)
①人文学部
心理学科
②バイオ環境学部
バイオサイエンス学科、バイオ環境デザイン学科、食農学科
③健康医療学部
健康スポーツ学科

太秦キャンパス(始業時間 8:50)
①経済経営学部
経済学科、経営学科
②人文学部
歴史文化学科
③健康医療学部
言語聴覚学科、看護学科

2015年度入試結果についてご紹介します。

昨年秋に開催された高校予備校対象説明会にて、「今までになく受験生に向いてもらっている」との発言があり、新キャンパス設置・学部学科再編と新学部学科設置、でかなりの手ごたえがある様子だったのが印象的でした。オープンキャンパス参加者数の大きな増加が先の発言の根拠だったようで、年間通してのOC参加者数は前年比1.98倍、特に京都全体で2.49倍(市内2.79倍・市外2.08倍)、滋賀1.84倍、大阪1.64倍、奈良1.94倍と近畿地区は軒並み2倍近い数の参加者を得ていた、というご報告が今回ありました。

その後、志願者数は2,485名となり、特に京都は前年464名⇒今年1,089名と2倍以上、滋賀も前年139名⇒今年276名の約2倍の志願者数となりました。

入試区分別の志願状況(前年比)は次の通りとなっています。センター利用型で志願者が対前年比減となっていますが、それ以外の入試区分では志願者数が大幅に増加していることが分かります。

AO
志願者257%・合格者166%

公募推薦
志願者265%・合格者224%

一般
志願者187%・合格者150%

セ利用
志願者72%・合格者68%

入学者を入試区分別にみると、公募推薦での入学者が前年88名⇒今年264名と大幅に増えています。これは、学部改組によって新設学部が公募Bからの募集開始となったことに原因があるようです。また、入学者中の女子比率は今年25.0%となり、昨年23.3%を大きく超え、今年を含む直近5年で最高値となりました。

受験生の皆さんにとって「よくない知らせ」なのが、問題の内容量を今年度から増やしている、ということです。ただし、解答の数は変っていないようなので、問題数は変わらずに読まなければいけない量が増えている、ということになります。ご注意ください。

次年度2016年度入試に向けた、主な変更点は以下の通りです。

①公募・一般入試について、本学会場が太秦Cとなり、草津会場が廃止。
②健康医療学部にセンター利用型入試が導入。
③英語は全学部共通問題に統一する。
④「グローバル人材入試」は英作文と英語面接での選考へ。

 

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