京都産業大 公募推薦入試に向けて

2015年10月8日

京都産業大が各地で行われています、公募推薦対策講座にお邪魔をさせて頂きました。

10月5日(土)にあべのハルカスで行われた回にお邪魔をさせて頂きましたが、立地条件が良い会場であるのと、開催日時が土曜日の昼過ぎという参加しやすい設定だったこともあり、用意された会場は満席となっていました。大阪からも京都産業大の志望者が多いことを再確認しました。

当日は、「公募推薦入試ガイダンス」が30分行われ、その後英語・国語・数学の対策講座が実施されました。

今回のエントリーでは、公募推薦入試ガイダンスでお話があった内容を簡単にご紹介しようと思います。

間もなく開始となる公募推薦入試ですが、京都産業大では「総合評価型」と「基礎評価型」の2種類の配点方式が用意されており、受験生が出願時に自由に選ぶことが可能です。

前者の「総合評価型」は受験生の5段階評定を20倍にして加点をする、という方式です。英語100点+選択科目100点の200点にこの調査書の得点化によって100点が加算され、合計300点満点となります。

この総合評価型には、資格や文化活動など特定の分野で優れた力を持つ受験生を評価する仕組みが設けられています。前述の筆記試験と調査書の合計点で合格最低点に達していない場合に限り、持っている資格や高等学校など在籍中の諸活動のうち、資格・文化活動・社会活動・生徒会活動・課外活動に該当するものを加味して合否判定する、というものです。

これらの資格や諸活動には級や得点、活動内容の濃淡に応じて「点数」が細かく設定されています。複数の資格や活動に該当する場合があっても、最も評価(点数)が高いものを1つだけ評価する、ということになっています。

一方、後者の「基礎評価型」は調査書の点数化が無く、英語100点+選択科目100点の200点満点とされています。

合格最低ラインのお話もありましたが、どちらの方式でもおおよそ70%がラインとなっています。倍率も気になるところですが、過去問演習で70%をコンスタントに超えているならば合格の可能性が高い、と判断出来ますので、倍率を気にせずチャレンジしてほしいと思います。

さて、この「公募推薦対策講座」ですが、まだまだ各地で実施が予定されています。下にあるリンクから全日程をご紹介している記事へ飛びますので、そちらで残りの日程・会場等をご確認頂き、参加をしましょう。

 

関連記事:
京都産業大 公募推薦対策講座を開催
京都産業大 理学部に「宇宙物理・気象学科」を新設