センター試験 予想平均点と今後の対策①

2010年1月22日

久々の記事になってしまいました。

1月16・17日の両日、大学入試センター試験が全国各地725会場で行われました。

センター試験会場 案内板

当日の近畿地方は天気も良く、特に大きな交通の乱れはありませんでした。しかし、17日には札幌市周辺で大雪による交通機関の乱れがあり、試験開始時間を最大で1時間繰り下げる措置がとられ、約1万人の志願者に影響が出たようです。中には、4時間も電車の中で足止めされてしまった女子生徒もいたそうです・・・。

一時は「5万人に追試をしないといけないのでは?」とまで心配されていた新型インフルエンザの流行による混乱もありませんでした。これには本当に安心しました。

30・31日に実施される追試についてですが、インフルエンザと類似症状による509人を含む追試受験予定者は972人になりました。これは、1995年の934人を上回り過去最多ですが、新型インフルエンザの流行がピークを過ぎたこともあるのかもしれませんが、何よりも受験生のマスク着用などの感染対策が効果を表したものと思います。

さて、翌日には新聞などで問題が公開されています。各予備校もHP上で予想平均点を公開していますので、昨年の平均点と合わせて科目別のデータをご紹介します。

センター試験 予想平均点と難易度変動予想

英語の「122・30」という表記は、「筆記の点・リスニングの点」を示します。

今回、驚かされたのが数ⅠAと国語の古文・漢文の難易度が上がったことです。特に数ⅠAについては問題の分量こそ例年並みではあるものの、第3問の問題設定が例年と異なるなどかなり難しい問題だったようです。国語についても、漢文の出題形式がこれまでになかったものとなっています。戸惑った受験生が多かったのではないでしょうか。

さて、センター試験が終わった今、これから国公立大2次試験に向けてやるべきことは何なのでしょうか?各大学・学部の人気動向も気になります。今後、このブログでそれぞれについて詳しい情報や分析を、不定期ではありますが、ご紹介していこうと思います。

開成グループ入試対策課ブログで、国公立大2次出願に役立つ情報を見逃さないようにしましょう!