中学準備講座

2025.12.01

4講座（90分授業28回）以上受講される方はプラス1講座（90分授業7回）が無料申込期限：2026/1/6（火）

合格はしたけど、
入学後に
ついていけるか不安
家庭で中学校内容の
学習準備をどこまで
すべきかわからない
学習習慣を
キープできるか心配

中高一貫校に進学する保護者の多くが、こうした不安を抱えています。
中高一貫校は進度が速く、特に数学と英語は積み上げ型の科目です。
最初の段階でつまずくと、その後の学びに影響が及ぶこともあります。
入学を前に心配になるのは、決して特別なことではありません。

今の時期から学習の「抜け」を確認し、
中学内容の先取り学習による橋渡しを行うことで、
新しい学校生活をスタートから充実したものにできます。

1対1専門館ソフィアなら個別最適化された
授業とカリキュラムで
効率的な中学準備が可能です。

“中学準備”が必要な理由

01部活動の本格化: 小学校にもクラブ活動はありますが、中学校では活動時間が長くなり、内容もより本格的に。
放課後の多くを部活に費やすため、勉強との両立には工夫が必要です。
限られた時間の中で、生活全体を見通して学習の時間を確保することが重要になります。
02授業への集中がより必要に: 授業時間は45分だったものが50～60分に延び、1日に受ける授業数も増加。
学習時間そのものが長くなるため、集中力を持続させることが成果に直結します。
板書を写すだけでなく、要点を整理しながら主体的に授業へ参加する姿勢が求められます。
03授業の難易度アップ: 中学校の教科書は、小学校に比べて扱う内容が増え、授業スピードがアップします。
授業で触れた内容は理解したという前提で進むため、自分にとっての「わからない」をそのままにしておくと理解が追いつかずついていけなくなることも。
04提出課題はまとめて出される: 中学校では課題が成績や評価に影響します。
範囲の広い課題がまとめて出されることも多く、「いつ・どれだけやるか」を自分で判断し、取り組む必要があります。
早めの着手と継続的な学習習慣が、結果としてテスト対策にもつながります。
05定期テストの実施: 中学校になると、1ヶ月に1回のテストではなく、「中間」「期末」「学年末」といった形で、決まった時期に副教科を含む全教科のテストが行われます。
テストの点数に応じて成績が決まり、この成績が高校進学につながります。
06教科ごとの スケジュール管理が必要に: 教科担任制により、各教科で課題の出し方やテスト範囲・進度が異なります。
同時に複数の課題や試験準備を求められる中で、優先順位をつけて効率的に進めるスケジュール管理力は不可欠。
ただ「やる」だけでなく、「何をいつやるか」を自分で整理することが大切です。

中学受験の結果（点数分布）は①のグラフのように、平均点あたりを頂点としたなだらかなグラフになっています。
しかし、1月の受験からしばらくたった4月頃に行われる課題テストでは、②のグラフのように学校内での成績分布において上位層と下位層の二極化が見られるように変化します。
1学期の中間テストになると、上位層と下位層の差がますます開き、③のような点数分布のグラフに。
これは、中学に入ってから進度の速いカリキュラムや難問・奇問に直面したときに、理解・対応できる生徒とできない生徒がいることを示しています。

志望中学校に合格した後、次の目標は志望大学への進学、あるいは大学付属中学へ進学した場合は志望学部に内部進学する、ということではないでしょうか。
このグラフのどの位置になっていくかは、中学受験後の準備や勉強の積み重ねで変わってきます。

入学時、ほとんどの生徒には「がんばりたい」という意欲があります。
そして同時に、中学校生活に対する不安を抱えてもいます。
入学してからしばらくすると、部活動や友人関係など、新しい人間関係を築くことを優先して勉強への意欲を維持することが難しくなり、結果として成績が悪化してしまうことが往々にしてあります。

また、「しばらくのんびりしたい」という受験直後の気持ちを入学してからも引きずりがちです。さらに、中高一貫校では高校受験がないため、中学高校と過ごしていく6年間の中盤当たりで中だるみしやすく、気持ちを切り替えるきっかけがありません。

近年、小学5・6年生で教科化された英語はアクティビティを前提とした活動型。
「聞く」「話す」の比重が高く、コミュニケーションで使用する基本文法や慣用表現から文構造に触れるカリキュラムとなっています。
小学校英語の教科書では,「英語嫌いにならないように」という考えから、文法や言葉の仕組みについての「解説」を避ける傾向にあります。
現行の小学校教科書だけの英語学習では、生徒ごとで「読む」「書く」の習熟度に差が生じやすいことが、中学校での英語学習に大きく影響を与えています。

中学生になると、小学校で身につけた単語・語彙力をベースに「読む」「書く」の解説・実践が加わります。
つまり、小学校の頃は「聞いて」わかればよかったことが、中学校では「読んで」わかって「書く」「話す」もできるようになる必要があります。
この変化に適切に対応できるかどうかが今後の英語学習における最大の分かれ道と言っていいでしょう。

変化に対応できた生徒は英語が得意教科に、対応しきれなかった生徒は苦手教科になっていきます。
英語は積み重ねの教科ですから、何の対応策も取らないまま「単元が変わったから成績が上がる」ということはほぼありません。
そして、英語は中学校の授業だけではなく高校受験、大学受験でも必要となる科目であり、これからも避けられない学習が待っています。
中学入学前に小学校で習った内容の「読む」「書く」力を定着させるだけで、今後の英語学習に弾みをつけることができるのです。