冷蔵庫のプリン②
人は判断を誤ることがあります。無知が故に間違ってしまうこともあるのですが、判断ミスの多くは、「感情」がその原因になっているものです。
すなわち、桃子さんも、感情的にならなければ、正しい判断ができたかもしれません。
たとえば、そのプリンが、自分のではなくお父さんのだったら、どうだったでしょうか。
「あんた、お父さんのプリン食べてるの?」
「ううん、これぼくのだよ」
「ふーん、そうなの」
「ほら、お父さんのと種類がちがうでしょ」
冷静に応対すれば、もめることもないですし、腹がたつこともなかったわけです。
自分の感情を入れずに判断する、ということはむずかしい場合もあるでしょう。けれども、自分の感情が、判断ミスを引き起こすこともあるんだ、ということを知っておくことは大切なことだと思います。


