親のたいへんさを伝えるには
2009 年 11 月 13 日 金曜日「子どもは親の言うことは聞かないが、背中は見ているものだ」ということばがあります。確かに、ことばよりも行動に説得力があるのはうなずけます。
親が家庭でどのように過ごすかは親が決めていいことです。家庭を癒しの場としてとらえて、ゆっくりのんびりしている人もいるでしょう。あるいは、家庭は子どもを鍛えるところだと考え、子どもが寝るまで親も心を休めず指導にあたっている人もいるかもしれません。どのようなスタンスをとるかは、親の選択によりますが、はっきりいえることは、「親の行動レベル以上に子どもはがんばらない」ということです。すなわち、ごろんと横になってテレビを見ている親が「勉強しなさい!」と言っても、子どもは言うことを聞きませんし、親の一生懸命さが子どもに伝わっている場合は、子どもも努力をするということです。
とはいっても、親が一生懸命やっているということを、子どもは理解していないことが多いように思います。朝早く起きて、朝食の準備をして、弁当をつくり、洗濯機をまわし、洗い物をして、チラシで特売品をみつけ、掃除機をかけ、仕事に行き、子どもの学校や塾の通知文をチェックし、アイロンをあて、ときにはぞうきんをぬい、買い物をして、夕食をつくり・・・。といった仕事を毎日やっているということを子どもは気づいていないものです。
では、どうすれば、子どもに親のたいへんさを伝えることができるのでしょうか。
自分で自分のことを「すごい」とはいいにくいですから、誰かに言ってもらうのがいいですよね。その誰かとは・・・、そうです!自分の配偶者、つまり夫や妻です。
「お母さんが毎日たいへんなの、わかってるか?朝早く起きて弁当つくってくれてるやろ・・・」
「お父さんも会社でがんばってくれてるのよ。残業で遅い日が続いても文句のひとつ言わないで仕事に行ってくれているのよ」
子どもはにとっていちばんいやなことは、ずばり「夫婦げんか」です。(特に、自分が原因でけんかされるといたたまれなくなります) ということは、夫婦が仲良く、尊敬しあっている姿を見るのは嬉しいわけです。
というわけで、「子どもの前で夫婦がほめあう」という実践。少々照れくさいかもしれませんが、親のすごさを伝えるいい機会になります。ぜひ、やってみてください!


