2010 年 4 月 のアーカイブ

4/24 開成親学セミナー @梅田

2010 年 4 月 30 日 金曜日

 4月24日(土)に梅田で「開成親学セミナー」を実施しました。

 今回は大きな会場だったことやはじめてパワーポイントを使ったこともあって、かなり緊張しました!(←いいわけ)

 参加されたお母さんやお父さん方の熱心な姿勢に支えられて、無事にセミナーを終えることができました。

 感謝、感謝、です。

 書いていただいたアンケートから一部、ご紹介します。

 ・自分がどのタイプの母親なのか、改めて考えさせられました。子どもがやる気になるよう、今日から実践していきたいです。 (中3)

 ・今日の話を聞き、子どもとのコミュニケーションが足りていないことに気づかされました。今から子どもとの関わり方を考えていきたいです。 (小5)

 ・いいお話を聞かせていただいて感謝いたします。親として成長していきたいと思いました。 (小5)

 

・曜日、時間ともに参加が難しかったのですが、がんばって来たかいがありました。また、開催していただきたいです。 (中3)

・先生の体験を交えたお話しだったので、たいへん興味深く聞くことができました。自分に足りなかったことを指摘していただいたようで、これからの子育てに役立てたいと思います。 (中1)

 

・今日のセミナーを聞いて、親がどういう考えで子どもに接したらいいのかわかりました。 (小6)

 

・いつもしかってばかりいるので、認めてあげることも必要だなあと感じました。 (小4)

 

・子どもを変えようとする前に、自分自身を見つめ直し、まず親から変わろうと思いました。 (中3)

 

・もっと前にセミナーに参加したかった。親として子どもとの接し方を改めて考えさせられた。 (小6)

 

・自分自身のモチベーションが上がりました。今日から子どもとの向き合い方も変えていこうと思います。 (小5)

 

 次は、5月に高槻、6月に草津でセミナーを予定しています。高槻と草津のみなさん、ぜひ、参加してくださ~い!

すごい社長のかげには

2010 年 4 月 28 日 水曜日

 世の中には、学歴も財産も人脈もないのに、会社を大きくしていくすごい社長さんがいます。

 そして、その「すごい社長」のかげには、たいてい、聞き上手な部下がいるものです。

  社長「いいか、5年以内に年商を2倍にするぞ」
  部下「そんな、2倍なんて無理ですよ」

 などと即座に否定されると、しゃべってているほう気勢がそがれるものです。

  社長「いいか、5年以内に年商を2倍にするぞ」
  部下「年商を2倍にするんですね」
  社長「そうだ。必ず達成するんだ」
  部下「どうやったら2倍にできるんでしょうか」
  社長「まず、新製品の開発だ。さらに販売エリアをもっと広げなければだめだな。さらに、・・・」

 しゃべっているうちに、アイデアがふくらんでくることは、よくあることです。否定せずに聞いてくれる人がいると、アイデアがどんどん出てくるときがあります。自分で思いついたことは実現しやすい、というのも真理です。

 「すごい社長」のかげには、「聞き上手な部下」かがいるわけです。

 もしかしたら、「すごい子ども」のかげには、「聞き上手な親」がいるのかもしれませんね。

年代別・夫のスガタ

2010 年 4 月 26 日 月曜日

 年代がちがえば、夫婦や家族のあり方、考え方もちがってくるものです。

 わたしの身近な3人の夫の例を紹介します。

 【20代夫・Aさん】 とにかくやさしい! そうじは自主的にします。料理もときどきつくります。休日は、奥さんと買い物に行って、洗濯物をたたんだりします。夕食後は洗い物をして、テレビを見ながらマッサージをしてあげたりします。

 (評)新婚だからできるのか、あるいは、一生こんな感じでいくのかはわかりませんが、これを標準化されると、アラフォー世代の夫としては、つらいものがあります。

 【30代夫・Bさん】 平日は仕事をばりばりやります。土日は家族との時間を大切にします。ショッピングセンターに出かけたり、動物園やテーマパークに行ったりします。決して、一人でゴルフの打ちっ放しやパチンコなんかに行ったりしません。参観日なんかは、休暇をとってでも行きます。

 (評)いわゆる「ネオパパ」世代です。家庭と仕事を両立させているところがえらいです。自分のことより周りのことを優先しているBさんは、本当に立派です。

 【40代夫・Cさん】 朝から晩まで仕事をしています。家事能力はほとんどゼロ。料理は目玉焼きくらいしかできません。たまに、奥さんがお風呂掃除を頼んだら、ばかみたいに洗剤を使ってしまって、怒られてしまいます。子どもも思春期に入るとあまり口をきいてくれなくなります。

 (評)世の中、「原因と結果の法則」に基づいて動いています。家族をかえりみなければ、いつかその報いはやってきます。今からでも遅くありません。「ネオパパ」目指してがんばりましょう。

男の子には言えない?

2010 年 4 月 23 日 金曜日

 「女の子には厳しく、男の子には甘い」

 そうおっしゃるお母さんは、少なくありません。

  女の子には頭ごなしに注意するのに、男の子には様子を見てしまう・・・。

  女の子には家の手伝いをさせるのに、男の子には頼めない・・・。

  女の子には自分でさせようとするのに、男の子にはつい世話を焼いてしまう・・・。

 同性にはきつくなるのでしょうか。理由は定かではありませんが、「男の子には言いにくいのよね~」といったことが多々あるようです。

 先日、面談したお母さんとの会話です。(兄が高2で妹が中3)
 「先生、わたし、上の子に甘いでしょうか?」
 「たとえば、どんなときに思われますか?」
 「毎朝、お兄ちゃんが起きてくる時間にあわせて、焼きたてのトーストと入れ立てのコーヒーを用意するんです。下の子には自分でさせているんですけど・・・」
 「う~ん、高2ですもんね。自分でさせてもいいですよね」
 「そうですよね。あと、焼き魚とかも、ついはわたしがほぐしてあげちゃうんです・・・。やっぱり、甘いですよ、ね?」

 させないとできなくなるので、適度に突き放すのがいいと思いますよ。 

生き残るヒヒ

2010 年 4 月 21 日 水曜日

 タンザニアに生息するある種のヒヒは、死亡率が高いそうです。いい年で、年間10%の子ヒヒが亡くなり、悪いときだと35%以上の子ヒヒが命を落とすそうです。

 興味深い調査結果があります。

 生き残った子ヒヒの母ヒヒの共通点とは何でしょうか。

  力が強い、子どもを甘やかさない、体が大きい、リーダーシップ、子どもの数が多い(あるいは少ない)・・・

 どれも不正解です。

 正解は・・・「他のヒヒの世話をやく」・・・だそうです。

 他のヒヒの毛繕いをしたり、えさをわけたり、面倒をみたりする、母ヒヒの子ヒヒは生存率が高いということです。

 自分のことだけでなく、他者に対する思いやりをもち、利他的な行動をしたほうが、周りから大切にされるということでしょうか。はっきりとしたことは言えませんが、なんとなく納得してしまう話です。

 

上がり続けた内申のキセキ

2010 年 4 月 19 日 月曜日

 努力すること、そして、あきらめないことの大切さを知らせてもらった生徒がいました。

 中3のAくんは、公立上位校を目指して、勉強していました。

 ところが、1学期の内申点は、265点満点で150点でした。(大阪府の生徒です)

 目標としていた内申点からは、50点足りませんでした。

 そんなとき、どういうふうにとらえるかは、実は、自分で選択できます。

  「こんなに内申がわるいんだから、絶対むりだ~!」 と思うこともできますし、

  「50点足りないけど、どうすればあがるかなあ」 と考えることもできます。

 大切なのは、どういうふうに考えれば、自分にとってプラスか、ということです。

 幸いなことに、Aくんの場合、家族の方の励ましもありました。

  「現状じゃあ、きついけど、やれることは精一杯やれ、応援してるぞ!」

 と言った、お父さんのセリフは印象的でした。

 彼が開成の自習室にほぼ毎日顔を出すようになってから、公開テストの偏差値も上がっていきました。

 さらに、内申点も、150点(7月)→165点(11月)→180点(12月)→195点(2月)、と目標の200点には届かなかったものの、志望校に充分、手が届くところまで成績が上がったのです。

 困難な事態に遭遇したとき、人はネガティブに考えがちです。けれども、目標を描き、それを達成するためには、何をすればいいかを考え、実行することが、大切なんだということを実感させられます。

やる気を引き出すレシピ⑤

2010 年 4 月 16 日 金曜日

「勉強すること」を習慣化しましょう。

 

学年が小さければ、「机に向かう」だけでもかまいません。一日の中で決まった時間、ものを書いたり読んだりすることを続ければ、勉強のものが「苦」でなくなってくるのです。

 

習慣化するまでは、たいへんだと思います。しかし、やると決断することが、最初の第一歩です。

 

ロケットも飛び立つときにもっとも大きなエネルギーを使います。同じように、新しくものごとを始めるときには、最初がいちばんたいへんなのです。

 

けれども、そこで手間を惜しめば、あの「勉強できないスパイラル」が待っています。子どもが自信を持ってやる気になるためには、ときとして、親のサポートが必要です。

 

 

子どもが自信を持つように、「プラスのことばをかけること」、「小さな成功体験を積ませること」、そして「学習習慣をつけるために親が家庭での時間を管理すること」、そういったことの積み重ねが、子どものやる気を引き出すレシピになるのです。

やる気を引き出すレシピ④

2010 年 4 月 14 日 水曜日

やる気を引き出すレシピの最後は、「学習習慣」です。

 

勉強ができるようになるための、何か特別な「ウルトラC」などというものはありません。一瞬で勉強ができるようになる方法など存在しないのです。

 

勉強ができるようになる魔法はないけれど、できるようになる方法はあります。

 

それは、「学習習慣」をつくるということです。

 

勉強するのが、「あたりまえ」になっている子どもは、勉強することに対して、あんまり「苦」と思っていないものです。

 

朝、起きたら歯を磨く、天気がよければ洗濯機をまわす、夕方になれば食事の用意をする、暗くなったら雨戸を閉める、こういったことは習慣になっていれば、そんなに面倒くさくはないわけです。歯を磨くのは面倒でなくても、靴を磨くことは面倒だという人がいれば、その違いは習慣になっているか、なっていないかということなのです。

やる気を引き出すレシピ③

2010 年 4 月 12 日 月曜日

しかし、子どもも大きくなると、ことばだけでは信じなくなります。

 

「あなたは、できる子よ!」と親が励ましても、「この間のテストもがんばったんだけど、全然だめだったし・・・」などという反応が返ってくる場合もあるでしょう。

 

ですから、ことばで励ますとともに、「小さな成功体験を積ませる」といったことが、重要です。

 

具体的には、毎日何をするか決めて、それを実行する、漢字テストや単語テストなどの小テストを満点とるまで繰り返しさせる、といったことになります。

 

大切なことは、できるまで親が管理するということ。そして、やりとげたあとの言葉かけです。

 

「すごいねえ、できたじゃない!」「完璧にできているな。これを続ければ、絶対できるようになるぞ!」などと、親が大げさなほど喜びながら、伝えていくと子どももだんだんとやる気になってきます。

 

小さなことでもいいので、できるまで何度でもさせるというステップを踏ませましょう。そういった成功体験が、内側からわき出てくる「自信」の源になります。また、「成功体験」を積むことは、その過程で、集中力や根気、注意力といったメンタル面も鍛えられるというメリットもあります。

 

子どもにしんどいことをさせるのは、時として辛いことでもありますが、「かわいい子には旅をさせよ」という言葉もあります。「自分の子どもは自分で鍛えるんだ!」という思いを持つことが、子育てには大切なのです。

 

しんどい思いをして、鍛えていった分だけ、子どもたちは成長します。そうしてレベルがひとつ上がると、今までたいへんだったことが、たいへんでなくなる瞬間がやってきます。

 

たとえば、逆上がりができなくて苦労した子どもが、練習に練習を重ねて、できるようになったならば、もう体育の時間の鉄棒が苦にならなくなるはずです。

 

あるいは、英語を習い始めのころ、なかなか単語が覚えられなくて辛い思いをした子どもがいるとします。その子が、単語を覚えられないことをかわいそうに思い、何もさせなかったとしたら、どうなるでしょうか。おそらく、一生、英語が苦手なまま過ごさなければならなくなるでしょう。子どもには、無限の可能性があります。

 

どの子どもにも伸びる要素が備わっています。伸ばしていくはたらきかけをたくさんしていくことが、親や教師の役割なのだと思います。中1のときに、dogcatのようなやさしい単語を覚えられなかった子どもも、訓練を積んでいくと、やがて、difficultinterestingなどのように長いスペルの単語もかけるようになるものです。「かわいい子には、旅ならぬ勉強をさせよ」という信念を親自信が持つと、子どもは伸びていくものです。

やる気を引き出すレシピ②

2010 年 4 月 9 日 金曜日

 「やる気を引き出すレシピ」の原材料は、「自信」と「成功体験」そして「学習習慣」です。

 勉強のできる子どもの多くが「自信」を持っています。

 

 勉強ができるから自信があるのか、自信があるから勉強ができるのかは、ニワトリたまご論的なのですが、はっきりと言えることは、「子どもに自信をつけさせるはたらきかけ」をすればいいということです。

 

 そのためには、長所を見つけてほめる! 

 

 これがいちばんは大切です。「自分は、どうせダメ」と思っている子どもを伸ばすのは、至難のわざです。

 

 「自分は頭が悪い」→「やってもできない」→「できないからやらない」→「やらないからやっぱりできない」というような「勉強できないスパイラル」に陥ります。

 

 その悪循環を断ち切るには、「やればできるんだ」と子ども自身に思わせる必要があります。

 

 そして、そのために親ができることが、長所を見つけてほめる! ということになるわけです。