家でしゃべらない子
2010 年 4 月 6 日 火曜日「家では、ほとんどしゃべらないんです。それに、めったに笑いません。いっしょうにお笑い番組を見ていても、くすりとも笑わないんです」
小5から中3まで、ずっと指導してきた、たかしくんのお母さんのセリフに、わたしはびっくりしました。
たかしくんは、クラスの中でも人気者。彼の人を笑わせるセンスは、バツグンです。
であるのに、彼は、家で、笑わないそうなのです。
お笑い芸人のマネを、とっても上手にするのに、家では、クスリとも笑わないそうです。
たかしくんのお母さんは、こう続けました。
「小学校の中学年ころまでは、家でもよくしゃべる、明るい子だったんですよ・・・。なんで、こうなったのか、わからないんです。先生、わたしの接し方が悪かったんでしょうか?よそのお母さんは、『たかしくんは、すごくおもしろい子ね!』と言われるんですけど、わたしは、よそのお母さんがうらやましいです。だって、たかしの笑顔が見られるんですから・・・」
たかしくんのお母さんへ
たかしくんが家であまりしゃべらないのは、お母さんのせいではありませんよ。思春期の男の子には、ときどき、「理由なき不機嫌」状態になることがあるんです。なんとなく、家ではしゃべりたくないって、ときがあるんです。お母さんの態度で不機嫌になってるわけじゃないですから、ご安心ください。
中3最後の進路面談で、「お母さんに対して、感謝してる?」ってたかしくんに聞いいたとき
小さく、「うん」とうなづいた、たかしくんの照れた笑顔が忘れられません。


