2010 年 7 月 1 日 のアーカイブ

まずい怒りかた①

2010 年 7 月 1 日 木曜日

 「怒る」と「叱る」はちがう、といいます。

  「怒る」は、自分のため。感情にまかせて相手にあたること。

  「叱る」は、相手のため。悪い点を指摘したり、いさめること。

 子育てで大切なのは、「叱る」のほう、ってわかっていても、ついは怒ってしまうものです。(親も人間ですから・・・)

 怒ることで、親の本気が伝わる、というようなケースもありますが、デメリットの方が多いと思います。

 親に対する信頼がうすれたり、反発心が強くなったりします。

 そして、怒られる(多くは理不尽に)ことが積み重なると、親の言うことを聞くのがイヤになります。

 そうなると、危険ですね。

 そうならないためにも、「これはまずいだろう」という「怒り方」を紹介していきます。

 気をつけたいのは、「抽象的に叱る」です。

 たとえば

  「受験生としての自覚が足りない!」
  「向上心が感じられない」
  「やる気がみられない」

 といったような怒り方です。

 こういった抽象的な怒り方だと、こどもからすれば

 「じゃあ、どうしろっちゅうねん!」

 的な思いになりやすいのです。

 そして、親からしても

 「どうすればOK」という状態が描きにくいわけです。

 どうせなら、具体的に怒りましょう(できれば、「叱る」のほうがいいのですが)。

 たとえば

 「中間テストの前日にテレビを見るのはやめなさい」
 「宿題は、塾に行く直前ではなく、前日までにしあげないといけません」
 「公開テストのやり直しは必ずやりなさい」

 といった言い方であれば、それができたかどうか、はっきりするわけです。

 抽象的な言い方ですと、たいへんほめにくいのです。場合によっては、永遠にほめなかったりします。

 ですので

 具体的に怒りましょう(くどいですが、「叱る」ほうがいいんですよ~)。

 そして、きちんとできたときは、ほめましょう。

 「叱るのはいつかほめるための準備」といった心構えが、子どもを伸ばすのです。