視点が変わると
2010 年 7 月 20 日 火曜日ふたり兄弟の男の子がいました。
年に1度の夏祭りのとき、ふたりはお母さんからそれぞれ500円ずつ、お小遣いをもらいました。
お兄ちゃんは、お祭り開始30分で、見事に(!?)500円使い切りました。
たこやき、わたがし、スーパーボールすくい、射的、かき氷・・・。
一方、弟は、チョコバナナを1つ買っただけで、残りのお金はぶたさん貯金箱にちゃりんと、入れました。
そのふたりを見て
お父さんは、兄にこう言いました。
「祭り、楽しかったか?そうかそうか、それはよかったなあ。お父さんも子どもの頃は、金魚すくいの達人だったんだぞ!」
そして、弟にはこう言いました。
「全部使ったらいいんだぞ。遠慮してるのか。せっかくのお祭りなのに、貯金なんかしなくっても・・・」
そのあと、お母さんがやって来ました。
兄にはこう言いました。
「あら、全部使っちゃったの?少しぐらい残しておけばいいのに。来月、健太くんに誕生日プレゼント買わなきゃいけないんでしょ?どうするの?お小遣い、あるの?」
そして、弟にはこう言いました。
「ちゃんと貯金したのね!えらいじゃない。計画的にお金を使うって大事なことなのよ」
兄と弟、お父さんとお母さん、どちらが正しという問題ではないでしょう。
おもしろいのは、人にはいろんな考え方があり、子どもは親の考え方に強く影響を受けるということです。
あきらかに矯正しなければならない問題も子育てには多々あります。
そんなときは、毅然とした姿勢で子どもに教えていかなければなりません。
でも、「もしかしたら、これって好みの問題?」というような場合は、子どもの個性を認めて、受け入れることが必要です。
時にゆずらず、時に融通をきかせて、というバランスが子育ての難しさであり、楽しさでもあると思います。


