2010 年 8 月 のアーカイブ

コミ・ポリのすすめ⑨

2010 年 8 月 31 日 火曜日

学級崩壊がおきるクラスの担任には、ある共通点があるといいます。

 

新学年の初日、先生が教室に入ったとき、「起立!」と号令をかけます。

 

そんなときに何人か立たない生徒がいたとします。ここが重要です。

 

学級崩壊をおこさない先生は、必ず全員、立たせます。やり方は人それぞれですが、何としても立たせます。

 

反対に、「まあ、いいか」と言って立たない生徒がいても、妥協してしまうと、そのクラスは学級崩壊がおきる可能性が高くなります。

 

生徒が見切ってしまうのです。

 

「この先生は無理を言っても通りそう」そう生徒たちが思ってしまったら、まずいわけです。

 

家庭の中でも同じことが言えます。

 

小さなことからほころびは広がります。「まあ、いいか」と言って約束やルールを破ってしまうと、子どもは親の言うことを聞かなくなります。

 

時に徹底力を持って、毅然として接することが大切なのです。

コミ・ポリのすすめ⑧

2010 年 8 月 30 日 月曜日

ポリシーを持つことは、時としてしんどいものです。

 

「毎日20分、ピアノの練習をしようね」とか「土日以外は、このドリルを4ページずつやるのよ」と約束をするのは簡単です。

 

しかし、親のはたらきかけなしに、そういった決めごとを毎日黙々とこなしていける子どもというのは、いったいどれくらいいるのでしょうか。

 

ほとんどの場合、そういったことが習慣化するまで、親が声をかけて、うながし、実際にさせていってこそ継続するように思います。(子どもはラクでおもしろいものが大好きです。めんどうくさいことからは極力逃げようとする傾向にありますよね!)

 

 そう考えると、信念持って何かさせることはというのは、本当にたいへんなことです。

 

 日本のお母さんはハードワークです。朝、家族の中でいちばん早く起きて、お弁当と朝ごはんを同時進行でつくり、外ではたらき、家の中の家事もこなし、夫の世話もし、時にはPTAの役員も務め、そして子どもの参観や懇談にもでかけ、そして、そのうえ、家の中で子どもに何かをさせるだなんて!

 

 わかります・・・。本当にたいへんですよね。

 

 けれど、子どもにそういった習慣を身につけさせる時期というのは限られています。

 

 ある程度、大きくなると、子どもは親の指示や命令でなく、自分の意志で行動するようになります。そうなると、親は子どもに対して、提案やアドバイスはできても、ポリシーを持って何かをさせるということは、難しくなります。

 

 そう考えると、子どもに何かを習慣づけさせる時期というのは、限られているのかもしれません。

 

コミ・ポリのすすめ⑦

2010 年 8 月 27 日 金曜日

 家庭には、二つの役割があると思います。

 

 ひとつは、癒しと安らぎの場であることです。

 

 「男は外にでれば7人の敵を持つ」ということばもありますが、老若男女を問わず、外の世界にはそれなりにストレスを感じるようなことがありますし、がまんを強いられることも度々あるでしょう。だからこそ、家庭の中が明るく肯定的な雰囲気であることが大切なわけです。

 

 家庭のもつ、もうひとつの役割は、子どもを自立させる場であることです。

 

 癒しと安らぎだけでは、進歩や向上、成長といったことは望めません。子どもが、将来、親の元を離れてひとり立ちしていくのに十分な能力やスキルを身につけさせていく必要があります。

 

 何もしなくても自然に伸びるようなものもあるかもしれませんが、多くは、意識的にさせないと力はつかないように思います。

 

 そう考えると、やはり、親がポリシーをもって子どもに接していくことは、子どもの将来にとっても、たいへん大切なことであると言えるわけです。

 

コミ・ポリのすすめ⑥

2010 年 8 月 26 日 木曜日

 毎日、決まった時間、問題集を解く。7時になったらピアノの練習をする。宿題はその日にすませる。ゲームの時間は1時間までとする。日記をつける・・・。

 

させているときは、かわいそうに思うかもしれませんが、その力が身についたときに、子どもは「やってて、よかった!」と思えるものです。

 

よかれと思って習わしていることであれば、できないよりできるほうがいいにきまっています。

 

訓練を通じて、自分のレベルアップを感じることで、子どもは自分に対して自信を持つことができるのです。

 

いいと思ったことはさせましょう。

 

毎朝、歯を磨くかどうかを子どもに選ばせますか。夕食前にアイスクリームを食べる自由を与えますか。子どもがしたい、と言っても親がこの子のためにならないと思ったことについては、強制力を持って接しているはずです。

 

おそらく、現代社会で生きるためには、勉強することは多くの人にとって、生きる力に結びつくことだと思います。

 

単純に高学歴を得るというよう動機もあるでしょうが、知識を増やしたり、考える力や暗記する力を高めることも、子どもにとってはプラスになるはずです。

 

子どもを過度に追い込んで勉強させることはどうかと思いますが、そうでなければ、子どもに勉強させることは、将来の貯金になっているとも言えるでしょう。

コミ・ポリのすすめ⑤

2010 年 8 月 25 日 水曜日

 ポリシーとは、ひとことでいうと信念であり、徹底力を持つことです。

 

 前回までは、「コミ」について書きました。

 

 肯定的なコミュニケーションが家庭の中にたくさんあると、子どもは明るく、そしていきいきと育っていきます。

 

 しかし、コミュニケーションああっても、ポリシーが家庭にないと、子どもが能力やスキルを上げていくことが難しくなります。

 

 仲良しなだけの家庭だと、子どもが社会にでたときに生きていく力を十分につけていくことができないというようなこともなりかねません。大切なことは、「コミ」と「ポリ」のバランスをとっていくことです。

 

 ポリシーをもって子どもを育てると、子どもは高い能力やスキルを身につけることができます。

 

 学習面はもちろん、スポーツや楽器などの習い事全般にこのことはあてはまります。すなわち、「親がやると決めて、妥協せずにそのことさせたならば、必ず子どもの能力はアップする」ということです。

コミ・ポリのすすめ④

2010 年 8 月 24 日 火曜日

「話を聞く」以外に心がけておきたいのは、「ほめる」ことです。

 

子どもは、親に言われたとおりに育ちます。

 

プラスのことばもマイナスのことばも、子どもはしっかり吸収していきます。

 

子どものいいところを見つけて、それをことばにだすようにしましょう。ほめられてうれしくない子どもなんていません。

 

自分でも気づいていない長所を親に言ってもらうと、子どもの自尊心が高まります。

 

ふだんの生活の中では、なかなかほめにくいかもしれませんが、少なくとも叱った分だけは、ほめてあげたいものです。

 

肯定的な親子会話、すなわち、子どもの話に耳を傾け、いいところはほめる、そういったことがしっかりできていると、子どものセルフイメージは、まちがいなく高まります。

 

セルフイメージが高いと、一生懸命やれる子、あきらめない子、自分に自信のある子になっていきます。

 

家庭での「コミュニケーション」が、子どものがんばる原動力になるのです。

コミ・ポリのすすめ③

2010 年 8 月 23 日 月曜日

 会話を通して、親は子どものことを理解し、子どもは親を信頼するようになります。

 

 ときにアドバイスをしたり、注意をしたりすることも必要ですが、なにより大切なことは、「子どもの話を聞ききること」です。

 

 反論せず、口をはさまず、親の意見を述べず、子どもの話を聞くことです。(けっこう難しいですよね) 

 

 話をしっかり聞くと、子どもがなぜそのように思ったのか、あるいは、なぜそのようなことをしたのかが、わかるときがあります。

 

 その上で、親自身の考えや体験談などを話してあげると、子どもの心にすっと入っていきやすいものです。大切なことは、「先に話を聞ききる」ということです。

 

 また、人は自分の話を聞いてくれる人に、好意をもちます。

 

 同じことでも、好きな人から言われるのときらいな人から言われるのとでは、受け止め方が変わりますよね。

 

 人は好きな人の言うことは素直に聞けるものなのです。コミュニケーションが不足すると、子どもは親に対して、信頼感や安心感を持たなくなります。

 

 そうなってしまうと、親の考えを子どもに理解させるのは難しくなります。まずは、基本的な信頼関係を築く必要があります。

 

また、親が子どもの話をしっかり聞いてあげると、子どもにとって大きなメリットがあります。

 

それは、「ストレスが減る」ということです。

 

子どもも外の世界で多かれ少なかれ、ストレスを抱えてきます。ストレスがたまり精神的に不安定になると、勉強が手につかなくなるのは当然のことです。

 

すべての悩みやストレスを解決することは不可能だと思います。しかし、解決しなくても、聞いてくれて、理解してくれる人がいるというだけで、心は軽くなるものです。

コミ・ポリのすすめ②

2010 年 8 月 20 日 金曜日

「コミュニケーション」の第1歩は、親子で会話をすることです。

 

健全な家庭には、必ず「雑談」があるといいます。

 

確かに、会話のない家庭は冷え切っていて、健全さは感じられません。

 

また、会話はあっても、一方向的であったり、事務的な内容だけだと、やはり、心の温かさは感じられません。

 

子どもをしつけていくためには、叱ることも大切ですが、「勉強しなさいよ!」「テレビばっかり見てたらダメじゃないの!」のような命令や禁止ばかりだと、円滑なコミュニケーションがとれているとは言えません。

 

いわゆる「どうでもよい会話」=「雑談」があると、家庭は明るくなります。

 

そして、家庭が明るいと子どもは親に話がしやすくなるのです。そういう意味では、内容はなんでもいいので、たくさん話をすることが大切になります。

コミ・ポリのすすめ①

2010 年 8 月 19 日 木曜日

 子どもが伸びていく家庭には、「コミュニケーション」と「ポリシー」の両方があります。

 子どもの気持ちを理解してあげることと、親自身が信念をもって子どもに接していくことのバランスが大切です。「親学セミナー」では、この「コミ・ポリ」の話をよくします。

 おもしろいのは、アンケートの内容です。

 

 「わたしは、こわいばかりで子どもの気持ちをわかってやれてなかったんだ、ということに気づきました」「自分自身、ポリシーがないことを痛感しました」というように、「コミ」か「ポリ」のどちらかが不足していることが多いようです。

 

 両方をバランスよくもちあわせることが理想ではありますが、どちらかに偏っているのが大半です。

 

 足りない部分を責めるのではなく、これから意識していこうぐらいに考えていけばいいのではないでしょうか。

2010年2学期 親学セミナー開催予定!

2010 年 8 月 18 日 水曜日

 2学期の「親学セミナー」の開催予定が決まりました!

 土曜日を中心に14回行います。

  だんだんと参加してくださる方が増え
  アンケートでは、励ましのことばを書いてくださる方もあり
  中には、3回、4回と足を運んでくださる方もいて
 本当に、ありがたいことです。

 2学期もひとりでも多くの方に聞いていただきたいと思っています。

 みなさまの参加を心からお待ちしています!!

  第38回  9月4日(土) 10:00~11:30 膳所教室
  第39回  9月4日(土) 14:00~15:30 栗東教室
  第40回  9月20日(月) 時間未定 マイドームおおさか
  第41回  9月20日(月) 時間未定 マイドームおおさか
  第42回  9月25日(土) 15:00~16:30 津久野教室
  第43回  10月2日(土) 15:00~16:30 三国丘教室
  第44回  10月16日(土) 14:00~15:30 旭丘教室
  第45回  10月19日(火) 10:00~11:30 緑丘教室
  第46回  10月21日(木) 10:00~11:30 緑地駅前教室
  第47回  10月30日(土) 15:00~16:30 茨木中央校
  第48回  11月13日(土) 15:00~16:30 北巽教室
  第49回  11月20日(土) 14:00~15:30 阿倍野教室
  第50回  11月27日(土) 14:00~15:30 長居教室
  第51回  12月18日(土) 10:30~12:00 梅田本社