2010 年 7 月 14 日
強制というと、聞こえは悪いかもしれません。
強制労働、強制執行、強制連行、強制終了、強制終了・・・。どれもいいイメージはもちにくいですね。勉強でも、強制というと無理やりやらされているようで、いい感じはしないものです。
しかし、そもそも、人間は強制というか制約があるからこそ、がんばれるというところがあります。
予算に制約があるからこそ、食材購入に工夫がうまれ、調理法の技が生まれるのです。時間に制約があるからこそ、要領よくやろうとする知恵が生まれるのです。永遠の命があったなら、今しなければならないという発想は生まれにくいでしょう。世の偉大な小説も締め切りがあるからこそ、生まれたともいえるわけです。
勉強も同じです。
「学校や塾は行かないとダメだよね」という思いがあるから、そこに行って勉強するわけです。
「宿題をやってこないとマズイ」と考えるから宿題をするわけです。
いずれも強制的な側面がプラスにはたいているわけです。
もし、すべてのことが自由であればどうでしょうか。
行ってもいかなくてもいい、やってもやらなくてもいい、という状況であれば、やっぱり、ラクなほうに流されていくかもしれないわけです。そう考えると、自主だけでもうまくいかないものかもしれません。
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2010 年 7 月 13 日
大人は勉強することの必要性を知っていますし、感じています。
学校で学ぶ勉強は、興味がもてないものもあるかもしれませんが、だからといって、学ぶことを放棄するわけにはいきません。
なぜなら、勉強することは将来の可能性を広げることになるからです。
進学する学校の選択肢を増やすためには、学力を高めていく必要があります。そして、職業選択もまた、しかりです。学力が足りずに、自分の夢をあきらめてしまう・・・、そうなってしまうことは、本当に辛いことです。
勉強をさせすぎるのもかわいそうかもしれませんが、勉強させすぎずにいることも、また、悲しい結果を招いてしまう要因になりまねません。
そして、勉強する意義は、子どもたちの自己実現の手段になるというだけではありません。知識を増やしたり、ものごとのしくみを理解するといった教科的なものだけでなく、子どもたちは勉強を通じて、さまざまなことを学んでいきます。
ひとつのことに集中したり、根気よく続けるといった精神的な強さを身につけたり、計画をたてて実行していくこと、あるいは、がんばった分だけ成果がでるという成功体験や自信、といったことも勉強することを通じて学んでいくのです。
そう考えると、子どもが自主的に勉強をすることが理想的ではありますが、そうでない状態であるならば、強制力をもって子どもの勉強をさせていくことも大切になるわけです。
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2010 年 7 月 12 日
勉強には、自主的なものと強制的なものがあります。
自主的な勉強とは、周りが何も言わなくても、子どもが自らの意志ですすんで勉強をするということです。(親にとっては理想、ですよね!)
一方、強制的な学習とは、勉強したいかしたくないかという子どもの意志とは関わりなく、義務として勉強をさせるということです。
子どもが自らの意志で自主的に勉強するようになればすばらしいのですが、なかなかそうはいきません。
子どもは安きに流されていくところがあります。
将来的に勉強することは大事だと頭の中ではわかっていても、目の前の楽しいことをつい優先してしまう、といったことは多いものです。問題集とゲーム機を見せて、「どちらか、好きな方を選んでいいよ」と言えば、問題集を選ぶ子どもはほとんどいないかもしれません。子どもはラクなほうに、そして楽しいほうに流されていきやすいのです。
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2010 年 7 月 9 日
以前、「適度な負荷をかける」というブログを書きました。
シュレッダーにまでも負荷をかけて、働かせる(?)という話です。
昨日、そのシュレッダーが壊れました・・・。
突然、わが子を人間にさらわれそうになったときの月の輪熊の雄叫びのような轟音とともに、シュレッダーは紙を吸い込まなくなりました。そう、ある日突然に・・・。
いえ、本当は、突然ではなかったかもしれません。
今から思うと、いくつもの予兆があった気がします。
少し異音を出していることにまったく気づかなかったわけではなかったのです。。。
少し吸い込みがわるくなっていることにまったく気づかなかったわけではなかったのです。。。
確かに、うちのシュレッダーは、使う頻度が高かったかもしれません。
もうそろそろ、部品を交換する時期がきていたのかもしれません。
そうは思うものの、「もしかして、負荷をかけすぎたのが原因?」って思ってしまうわけです。
「適度な」負荷は大切です!でも、負荷を「かけすぎる」とたいへんなことになります。
常に、子どもの様子を見ながら、「適度な」負荷を探していきたいものです。
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2010 年 7 月 8 日
親学ブログを始めて1年になりました。
読んでくださっている方のお陰で、ここまでやってこれました。
ブログを書いていて、嬉しかったことがいくつかあります。
●「先生のブログ、読んでいますよ!」 と声をかけてもらえること → 実は、なにより嬉しい!
●アクセス数が少しずつですが増えていっていること → 数字を見ながら、密かに喜んでます。
●しばらくぶりの友人から連絡があったこと → ブログ、やっていなかったら、永遠に会えなかったかも。
ネタづくりに協力してくれている周りの方には、感謝、感謝です!
そして、いつも読んでくださっている方、本当にありがとうございます!
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2010 年 7 月 7 日
生きとし生けるものは、みな「快」を求めて「苦」を避けるものです。
けれども、人間は、今という目先だけでなく、将来を見すえた行動をとることができます。その結果、実りある将来のために、今が少々苦しくても、辛抱できるのです。
大人と比べると子どもは、「目先の快」を優先しがちなように思います。ほうっておくとラクな方に流れる。一生懸命やることはイヤだ。そういった子どもたちを正しい方向に導いていくのも、親の役割のひとつだと思います。
小学6年生で地域のバレーボールチームに入っている女の子がいました。最初はそんなに熱心だったわけではないのですが、コーチにその才能を見いだされて、ほぼ、毎日練習に来るように誘われました。
全国大会に行けるかもしれないという強豪チームです。
お母さんからすれば、そういった中でいろいろな経験を積むことは、子どもにとって大きなプラスになると思いました。
ところが、子どもは不安がっていました。「友だちと遊べなくなる」「テレビを見る時間がなくなる」「宿題できるかなあ」「そんなに練習して、体は大丈夫?」
確かに目先だけ見ると、今までよりたいへんな生活になることは間違いありません。時間的にも身体的にも精神的にも、ハードになるでしょう。しかし、そういったハードな毎日をこなしていくことで、人は成長していくのです。
「当面はしんどいかもしれないけど、全国レベルのチームで一生懸命練習することは、あなたの人生にとって、絶対プラスになるはずよ」
お母さんのあたたかく、そして信念のある一言が今でも印象的です。
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2010 年 7 月 6 日
開成教育セミナーの「教室と家庭を結ぶコミュニティー情報誌」KAISEI-Familyが6月30日に創刊となりました!
今号は「夏休みにやっておきたい学習」や「先生のおすすめ図書」、「学校・入試情報」「合格体験記」「ハイスクール紹介」「精鋭教師メッセージ」そして、「親学先生のコミ・ポリのススメ」等、盛りだくさんの内容でお届けします。
塾生については、随時、手渡しにて配布していきます。ぜひ、ご一読ください。
(アンケートにもご協力、お願いします!)
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2010 年 7 月 5 日
親学ブログなのに、ダイエットの話です。
ダイエットって、ふつう、辛いですよね。
食べるの、がまんしなくちゃいけないし、
運動しないと、やせられないし。(運動が好きならいいのですが・・・)
毎日、食べたい気持ちを抑えるのは、辛いことです。
家でごろごろしたいのに運動しなければならないと思うのは、辛いものです。
辛い気持ちが積み重なるとどうなるか。
そうです。「挫折」してしまうんですよね。
では、どうすればうまくいくんでしょうか。
「自分の理想形を描く」と成功率はアップします。
食事制限と強制運動は、いやなことかもしれませんが、それをすることによって、どんなメリットがあるのか、リアルに想像すると、元気がでるものです。
「やせてたころ着ていた、あの服をもう一度着て、ショッピングに行くぞ~」
などと、理想形をリアルに描くことができれば、今やっていることが、プラスに思えるわけです。
さて。
ここからが、親学です。
ダイエットも勉強も同じです。
勉強そのものは、おもしろくない、イヤだ、と感じている人もいるかもしれません。
そこで、「勉強したらどんなメリットがあるのか」をきちんと話してあげることができれば、
勉強に対する意識も変わっていくかもしれません。
勉強ができるようになれば、テストの点数があがるよ。
テストの点数があがれば、行きたい学校に行けるよ。
行きたい学校に行ければ、自分の好きな職業を選べるようになるよ。
自分の好きな職業につくことができれば、毎日幸せだよ・・・。
そんな話を子どもにしていきたいですね。
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2010 年 7 月 2 日
まずい怒りかたの第2弾です。
「場当たり的に怒る」
たとえば
テレビを見ている中学生の男の子に
「おい、宿題できてるのか?テレビなんか見てないでさっさとやりなさい」
そして、その翌日。宿題をしてい子どもに
「宿題より、あさってテストだろう?テスト勉強をやらないとダメはないか!」
さらに翌日。テスト勉強をしている子どもに
「なにっ! 事業仕分けを知らないのか? 新聞を読め、新聞を!」
またまた翌日。新聞を読んでいる子どもに
「宿題やったのか? 先にすませろっていつも言ってるだろ!」
「怒る」が先にありきじゃ、子どものやる気は引き出せません。
その場その場の思いつきで怒るのではなく、「これだけはきちんと守らせたい」という信念と取り決めが必要ですね。
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2010 年 7 月 1 日
「怒る」と「叱る」はちがう、といいます。
「怒る」は、自分のため。感情にまかせて相手にあたること。
「叱る」は、相手のため。悪い点を指摘したり、いさめること。
子育てで大切なのは、「叱る」のほう、ってわかっていても、ついは怒ってしまうものです。(親も人間ですから・・・)
怒ることで、親の本気が伝わる、というようなケースもありますが、デメリットの方が多いと思います。
親に対する信頼がうすれたり、反発心が強くなったりします。
そして、怒られる(多くは理不尽に)ことが積み重なると、親の言うことを聞くのがイヤになります。
そうなると、危険ですね。
そうならないためにも、「これはまずいだろう」という「怒り方」を紹介していきます。
気をつけたいのは、「抽象的に叱る」です。
たとえば
「受験生としての自覚が足りない!」
「向上心が感じられない」
「やる気がみられない」
といったような怒り方です。
こういった抽象的な怒り方だと、こどもからすれば
「じゃあ、どうしろっちゅうねん!」
的な思いになりやすいのです。
そして、親からしても
「どうすればOK」という状態が描きにくいわけです。
どうせなら、具体的に怒りましょう(できれば、「叱る」のほうがいいのですが)。
たとえば
「中間テストの前日にテレビを見るのはやめなさい」
「宿題は、塾に行く直前ではなく、前日までにしあげないといけません」
「公開テストのやり直しは必ずやりなさい」
といった言い方であれば、それができたかどうか、はっきりするわけです。
抽象的な言い方ですと、たいへんほめにくいのです。場合によっては、永遠にほめなかったりします。
ですので
具体的に怒りましょう(くどいですが、「叱る」ほうがいいんですよ~)。
そして、きちんとできたときは、ほめましょう。
「叱るのはいつかほめるための準備」といった心構えが、子どもを伸ばすのです。
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