2012 年 1 月 6 日
子どものいいところを探すのが苦手な方はこう考えてください。
長所は、そこに存在するものではなく、「見つけるもの」なのです。そして、子どもに長所がないのではなくて、長所が見つけ出せないだけなのだということです。
まずは、視点を下げてみてください。
たとえば、30分しか勉強しない子どもがいるとします。
勉強時間が短いと感じていたとしても、今までまったく勉強していなかったとしたら、30分学習でも進歩したということになります。
そう考えると、ほめる材料になりますよね。
よくできる兄や姉、近所の同級生と比較すると、劣っているように感じてしまいますが、その子どもの過去と比べると成長していることがわかります。
たとえば、ご自身の苦手なことってないですか?
勉強以外でも体育とか音楽とかなんでもいいので想像してみてください。
わたしは絵を描くのが苦手です。仮に、絵の学校なんかにいけば、落ちこぼれ生徒だろうなあ、と思います。特に、絵を描くのが上手な人から見れば「なんでこんなこともできないの!」と怒られてしまいそうです。
そうしたら、きっとやる気をなくして「もう絵なんて描きたくない」と思うことでしょう。
反対に、「1か月前よりずいぶんうまくなったね」とほめられたりしたならば、ちょっといい気持になって、がんばろうと思うかもしれません。
このように視点を下げて子どものことを見ると、ほめるポイントが見つかり、子どものやる気になりやすいのです。
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2011 年 12 月 28 日
保護者の方との面談で、「うちの子にいいところなんてありません」と言われると、なんだか悲しい気持ちになります。
わたしから見ればいいところが浮かぶのに、お母さんからは見えないようです。本当はお母さん自身もお子さんの長所はわかっているのかもしれません。
ただ、毎日が忙しくて、余裕がなくて、子どもの言動に腹を立てることも多く、見ているだけでなんだかイライラしてしまい、ついには、「いいところなんてない」というセリフにつながっているようにも思います。
思えば、「母親」という役割は、本当にたいへん!
すべきことは山積みでなくなることはありません。次から次への問題は起こりますし、そこから逃げることもできません。
そんな中、子どもに対する見方が、ネガティブになっていくのかもしれませんね。
でも、大丈夫です!どんな子どもにも長所はありますし、それに気づく方法もあります!
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2011 年 12 月 26 日
一生懸命勉強したけれど、思うように点数が取れなかった・・・。
そんな時はどうしますか?
叱りますか、慰めますか?
多くの親御さんは「過程」ではなく「結果」に注目されているように思います。
物事は結果が大切なのはよくわかります。けれども、その結果を支える正しい過程をつくることこそが、大切なのではないでしょうか。
ほめるべきは過程なのです。
結果はほめるのではなく、喜んであげてください。
結果がでていないときにほめるのは難しいでしょうが、行動が評価できるものであったときは、ほめてあげてください。
なぜなら、ほめるという行為は、「わたしはそのように行動してほしいんですよ」というメッセージを伝えることになるからです。
結果はどうであれ、一生懸命勉強したことは、すばらしいことです。
もちろん、勉強のやり方やテストを受けるときの注意など、目標点を取るためにはいろいろな課題があると思いますが、まずは、テスト勉強をしっかりやりとげたことは、ほめてあげるべきだと思うのです。
そうしないと、次もまたがんばろう!という気持ちにはなりにくいものです。
結果がでていないときは、親も辛いものです。言いたいこともたくさんあるのもわかります。
しかし、注意すること、ほめた後でも遅くはないのです。
「この1週間本当にがんばったね。今までよりたくさん勉強したのは、ちゃんとわかってるよ。でも、目標点とれなかったのは悔しいね。何がまずかったと思う?」というような会話もできるのではないでしょうか。
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2011 年 12 月 22 日
子どもとの関わりの中で、ほめることは必要でしょうか。
結論からいえば、必要だと思います。
ほめることだけでなく、肯定的なはたらきかけ(プラスのストローク)は、子どものやる気を引き出し、元気づけるのに大きな意味をもっています。
具体的には、「ほめる」「よろこぶ」「承認する」「励ます」といったことになります。
もちろん、毎日ほめてばかりもいられないとは思いますが、積極的にほめようという心構えを持つことは大切なことです。
子どもの悪いところばかりに目がいき、叱ることが多くなりがちな家庭も少ないように思います。よくないところを矯正することも子育てには欠かせません。
しかし、それがいき過ぎると、無意識に子どもの悪いところを探すようになります。
わたしは、それを「わるいところレーダー」と呼んでいます。
子どもが学校から帰ってきた瞬間、そのレーダーが作動するお母さんは多いようです。
「ほら、また、くつをそろえていない」
「お弁当箱ぐらい何も言わずにだしてよね」
「もう、制服をハンガーにかけなさいよ」
「受験生なのにずっとテレビ見てる」
などなど、腹の立つことのオンパレード!
自然なままに任せておくと、わるいところ探しが始まってしまいます。だからこそ、いいところを積極的にみつけようとすることが大切なのです。
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2011 年 12 月 20 日
ポリシーのある親とこわい親はイコールではありません。
ポリシーがある親というのは、かんたんに言うと「徹底力」があるということ。つまり、ここぞというときに、言うことをきかせられる力があるということです。
「怒る」ことはそのための一つの手段にすぎません。怒らなくても、子どもがすべきことをするようになればいいわけです。
「怒れない親」はまずいでしょうが、「怒るけど、言うだけの親」もまずいように思います。
大切なことは、怒ることではありません。言うことをきかせることです。それは、ことばだけではなく、日ごろの親の態度やあり方も大きくかかわってくるでしょう。親の本気を伝えるために努力も必要ですね。
「徹底力を持つ!」という心構えが大切なのですね。
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2011 年 12 月 16 日
プロのサッカー選手を目指す子どもはたくさんいます。
おそらく、どんな選手でもいつでも順風満帆というわけではなく、逆境を経験しているのではないでしょうか。
調子が悪かったり、技術が足りなかったり、チーム編成の関係上であったり、いろいろなことがあるでしょうが、しばらく試合に出られないといったこともあるでしょう。
将来、一流のサッカー選手には、そういったときの過ごし方に共通点があるといいます。
それは、「試合に出られないことを監督やコーチ、周りの人のせいにしない」ということだそうです。
「監督の方針とあわない」「コーチはオレノ実力をわかっていない」「周りのせいで活躍できない」
確かに、そのように考えてしまうと成長の伸びしろは、なくなっていきますね。
「試合に出られるようになるには、どうしたらいいのか」という発想が、自分を高めることにつながります、
生徒、教師、どんな立場でも言えることだと思います。
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2011 年 12 月 14 日
家庭内で「不機嫌オーラ」を放っている思春期の子どもは少なくありません。
お母さんに何気ない一言で、急にムスッとする子ども
自分の話したいことは饒舌に話すのに、親の言うことは聞こうとしない子ども
生活態度を注意したら、逆ギレする子ども
言いたいことを抑え込むとストレスがたまりますし、言ってしまうと親子バトルが始まってしまう・・・
親も人間ですから、あらゆる場面で感情のコントロールはできないものだとは思います。
「子どもが不機嫌なのは、そんな年頃だから。自分にもそんな時期があったな」と思えると少し余裕がでるのではないでしょうか。
子どもの不機嫌に対する親の心構え
その1 子どものマイナス感情に影響されないこと。
「子どもが不機嫌でも、わたしは上機嫌!」でいきましょう。
その2 いやな思いをしたときは冷静に気持ちを伝えること。
「そんなふうに言われるとお母さんもいやな気持ちになるわよ」
親のあり方が鏡にもなるのです。
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2011 年 12 月 12 日
授業を担当している中3生に「学習ノート」を書くように勧めています。
内容はいたってシンプル。
・日付
・学習内容とその量
・その日の学習時間
・コメント
書くのはこれだけです。週に1度そのノートを見るようにしています。
学習ノートによって、計画性が培われたり、学習量が増えたりするというメリットもあるのですが、真のねらいは別のところにあります。
それは、「やる気を高めること」です。
ノートをチェックするのは、「ほめるため」です。できていなかったところを責めるためではありません。1週間、自分をコントロールして勉強できたことや、だんだん勉強時間が増えていること、あるいは今の受験勉強の進捗状況をみてあげて、「すごいね~」「がんばってるね!」と言うためにやっているのです。
足りないところを指摘することも大切なこと。でも、まずは、がんばらせること、そのことを認めること、そしてほめること、がもっと大切なことだと思うのです。
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2011 年 12 月 9 日
タイプがちがうとわかりあいにくいものなのです。
「どうしてあの子はああなのかしら」と嘆く気持ちはわかりますが、いくら愚痴をこぼしても問題は解決しません。タイプ違いの子どもをもったときは、まず、こう思うようにしてください。
「あきらめる」
ここでいう「あきらめる」とは「自分と同じようになることは、あきらめる」ということです。
親子とはいえ、ちがうところがあるのは当然です。自分と似ているところもあれば、似ていないところもあるのです。(そして、たいていの場合、タイプ違いの子どもというのは、配偶者に似ているものなのです)
「なんであの子はあんなことをするんだろう」
「わたしだったら、こうするのに」
という感情はひとまず棚に上げて、「この子とわたしは別人格」とわりきるようにしてください。少なくとも、自分とまったく同じ価値観や好み、感じ方をもつことはないんだ、と思うことが大切です。
そのうえで、「あきらめない」という気持ちを持ってください。
子どもよくなるために、親にできることは何か、という発想をもつことが、問題を解決する第一歩となります。
「自分とまったく同じようになることはあきらめるけれど、この子が少しでもよくなるためにどうしたらいいか、考えよう。そして、あきらめないで、打てる手を打とう」
という考え方が、「あきらめて、あきらめない」なのです。
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2011 年 12 月 8 日
きっと、きゅうりが好きな方にはこの気持ちはわからないと思います。好き嫌いのない方なら、さらにわからないと思います。
「なぜ、きゅうりが食べられないのか」ということをわかってもらえなくてもいいのです。「きゅうりが食べられない」という事実がわかってもらえれば、いいのです。
「なぜ、あの子はこんなに潔癖なのか」はわからなくてもいいのです。ただ、「あの子はこんなふうにきれいにしておきたいのね」という事実がわかってあげられればいいのです。
「どうして、あの子は部屋を散らかしても平気なんだろうか」ということはわからなくてもいいのです。ただ、「あの子は部屋がきたなくても平気なんだ。少なくとも私よりは」ということが理解できればいいのではないでしょうか。
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