2011 年 12 月 6 日
子どものことを理解するうえで、大切なことがあります。
それは「事実を受け止める」ということです。
人は理屈の生き物で「なぜ」「どうして」といった原因を知ろうとします。しかし、本人でさえ、なぜなのかがわからないことがあります。
以前も書きましたが、わたしは「きゅうり」が苦手です。苦手というレベルではなく、まったく受けつけません。たぶん、好き嫌というレベルをこえていると思います。前世で河童に何かしたせいかどうかはわかりませんが、とにかく食べられません。真夏に食べる冷やし中華は本当においしいですね。しかし、きゅうりがダメなわたしは、冷やし中華を頼むときは、必ずきゅうりぬきにしてもらいます。あるとき、いつものようにきゅうり抜きの冷やし中華をオーダーしました。当然ながらきゅうりはのっていませんでした。ところが、麺を一口食べて、すぐに気付いたのです。
「すいません、これ、きゅうりを一度麺の上に置きましたよね?」
店員さんの顔色がさっと変わりました。
「も、申し訳ありません・・・」
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2011 年 12 月 5 日
「てきぱきお母さん」と「おっとり息子」に限らず、タイプちがいは、たくさん見受けられます。
・しつけに厳格な親とルーズな子ども
・周りへの気遣いができる親と思ったことをはっきりという子ども
・現実的で悲観的な親と理想的で楽観的な子ども
・安全路線でいきたい親と冒険好きな子ども
・好きなおかずは最後に残しておく親とまっさきに食べてしまう子ども
このように「タイプちがい」の親子は世の中に無数に存在します。
そして、タイプがちがうがゆえにお互いに理解できず、親子バトルを繰り返す、という悲劇に陥っているケースが少なくないのです。
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2011 年 12 月 2 日
そうじも完璧で、料理も手際よくこなし、PTAの会長をされたりする、おしゃれなお母さんを「てきぱきお母さん」と呼ぶことにします。
「てきぱきお母さん」は、行動力があり自身のコントロールもできる立派なお母さんです。
一方、人と争うことが苦手で、何事もとっかかりが遅く、要領がわるい男の子を「おっとり息子」と呼ぶことにしましょう。
「おっとり息子」自体に問題あるわけではありません。「おっとり息子」はおおらかな性格であることが多く、人に対してやさしくて、こだわりがない、いわゆる、いいやつなのです。
「てきぱきお母さん」も「おっとり息子」も問題があるわけではありません。問題は、この組み合わせなのです。
「てきぱきお母さん」が「おっとり息子」を見ていると「イライラ」することが多いようです。
朝の支度に手間取っているのを見て「イライラ」
部屋の片づけの要領のわるさを見て「イライラ」
勉強時間をかけているわりには成果がでないのを見て「イライラ」
「なんであの子はああなんだろう」「わたしだったらこうするのに」といったセリフがでてくるということは「タイプちがい親子」のパターンにはまっていると考えて間違いありません。
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2011 年 11 月 30 日
タイプがちがう場合、もっとも問題になるのが、前回述べた「理解できない状況」です。
子どもの言動が理解できずに困惑する親の気持ちもわかりますが、親から理解してもらえずに、辛い思いをしている子どもの気持ちもわかります。
特に兄弟姉妹と比べて、自分が理解されていないと本人が感じているとすれば、たいへん悲しいものです。
子どもを理解する第一歩として、「子どもの長所を挙げる」というワークがあります。わが子の長所がいくつ浮かぶでしょうか。
即座に5つ以上浮かんだ方は、すばらしい!それを子どもに伝えている方は、さらにすばらしい!!認めてもらえることやほめてもらえること、励ましてもらえること、こういったことは、子どもががんばる原動力になります。
子どもの長所がまったく浮かばなかった方は要注意です!
「そんなことを言われても、うちの子にいいところなんか浮かばないんですが・・・」なんて言わないでください。
わたしは、授業を担当している生徒の長所を言えと言われれば、3つ4つはすぐに浮かびます。いいところのない子どもなど、どこにもいません。どんな子どもにでも長所や美点は存在します。問題なのは、それを周りの大人たちが気づけないということなのだと思います。
長所を見つけてください。それが無理なら長所を見つけようとしてください。それが子どもを伸ばす下準備となるのです。
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2011 年 11 月 28 日
親子でけんかになったり、もめたり、不仲になったりする原因の一つに「タイプちがい」が挙げられます。
親子とはいえ、別人格。もって生まれた性格や好みなど、ちがいがあるのはあたりまえだといえます。
タイプがちがうと、ときに、「理解できない状況」に陥ることがあります。
「なんであの子はこんなことをするんだろう」
「どうして、こんなことができないのか、わたしにはわからない」
「わたしだったらこうするのに・・・」
ため息をつきながらそのように感じたことはないでしょうか。今回は、タイプちがいの親子の場合、どうすればいいかを考えてみましょう。
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2011 年 11 月 25 日
お母さんが子どもを叱るのには、わけがあります。
子どもを一人前に育てることが、子育ての目的のひとつだとすると、子どもを正しい方向に導いていくことが、親の大切な役割になります。
小さいころのわが子のことを思い出してください。
なんでも口に入れようとしたり、危ないものをつかもうとしたり、人のおもちゃを勝手につかったり、砂場で砂をなげつけたり、とNGな行為を子どもはするものなのです。そんなときに、親は子どもを叱って、しつけていきます。
叱ることは、一種の必要悪と言えます。
しかし、怖いのは「叱る」ことが習慣化するということです。「わるいところを見つけたら叱る」ということを繰り返していくうちに、「わるいところはないか」と探すようになります。
「わるいところレーダー」が無意識に作動してしまっているのです。
「ほら、服を脱ぎっぱなしにしてる!」 「やっぱり、弁当箱を出してくれてない!」 「もう、またテレビ見てる!」 「うわっ、部屋がきたなすぎる!」
わるいところばかり指摘されると、だんだん元気がなくなってしまうもの。
いけないところは叱ってもいいですが、「わるいところレーダー」は作動させないほうがいいですよね。
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2011 年 11 月 24 日
子育てには、コミュニケーションとポリシーが大切です。
コミュニケーションはあるけど、ポリシーが不足しているお母さんは「甘い親」の可能性が大です。
そんなお母さんのの口ぐせは
「まあ、いっか」 と 「どっちでもいいよ」 です。
決めたことを徹底する強い気持ちと、こうなってほしいというこだわりを持ちましょう。
ポリシーはあるけど、コミュニケーションが足りていないお母さんは、「厳しいお母さん」と言えます。
「なんでできないの」とか「はやくしなさい」とよく言っているお母さんは、きっとこのタイプ。
コミュニケーションとポリシー。バランスが大切です。
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2011 年 11 月 18 日
ふだんは、授業と宿題をしっかりやっておけばいいのですが、定期テスト前はそれだけではもちろんいけません。
テスト範囲にしたがって、しっかり勉強していく必要があります。
学習効果は、「量」と「質」によって決まります。まずは、勉強時間をきちんと確保していくことが大切です。そのうえで、勉強の質、つまり勉強のやり方について考えてみましょう。
定期テスト前の生徒たちの勉強方法を見ていて、気づくことがあります。
やっているわりに点数が伸びない生徒に共通しているのがこれです。
①ながめているだけ勉強
教科書やノートをじっと見ている(あるいは、見ているフリだけしている)キミ!それでは、成績はあがりません。
まずは、ペンをもって手を動かしましょう!
②線をひくだけ勉強
確かにペンは持っています。手も動いています。でも、それで内容は頭の中に入っているの?
色ペンや蛍光ペンで教科書やノートはカラフルになったけど・・・。やっぱり、字を書かないとダメ!
③写すだけ勉強
字を書けとは言ったけど、学校の社会のノートを別のノートに写しているだけだよね・・・。
要は、その内容がテストで問われて答えられればいいんだけど、う~ん。
④問題を解く
これは、正解。問題を解いて、理解しているか、覚えられているかを確認する。
ひととおり問題を解いたあとに、必ずしないといけないことは・・・?
⑤やり直しをする
そう、これがいちばん大切。できなかった問題をできるようにしていくことがテスト勉強。
何回も何回もチャレンジして、「できない」を「できる」に変えていきましょう。
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2011 年 11 月 16 日
子どものふだんの生活を見ていると、つい、感情的に怒ってしまうときがあります。
「怒る」よりも、「諭す」や「注意する」ことのほうが、効果的かもしれません。
けれど、親といえども人の子。いつも感情コントロールが完璧にできるとは限りません。
ただ、怒ることのメリットとデメリットは知っておいたほうがいいと思います。
まずは、デメリット。
かんたんにいうと、子どもから嫌われます。子どもから嫌われると、言うことを聞いてもらえなくなります。子どもに媚びへつらって好かれることもないのですが、嫌われすぎるのも困りものです。
ここぞ、というときは怒っていいと思いますが、バランスは考えたいものです。
次にメリット。
怒ることのメリットは、「本気」が伝わること。何がよくて何がだめかという基準は、ことばだけで伝わるものではありません。声の大きさ、強さ、表情、態度といった雰囲気全体で伝わるものです。
子どもが道をそれたことをしたときは、親の「本気」を伝えることが大切だと思います。
とはいえ、「怒る」ことはメリットよりもデメリットのほうが強くでます。バランスとタイミングを考えて、上手に接していきたいですね。
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2011 年 11 月 15 日
お母さんが子どもを叱っているとき、お父さんはどうすればいいか。
正解は「黙ってうなずく」です。
目をつぶってうでをくんで、母と子のどちらにでもというわけでもなく、うなずいておいてください。そして、ひととおりお母さんの話が終わったあとで、冷静に子どもを諭してやるのがいいでしょう。お母さんの言い方に問題を感じた時は、子どもの前でなく、ふたりになったときに、批判的にならないように、言うようにしてみてください。
お母さんが叱っているときは、お父さんは冷静に応対することが大切です。そのうえで、個別にフォローのことばをかけてあげるといいのではないでしょうか。
子育てはたいへんなことが多いものです。
けれども、子どもと密に関わる期間はそんなにながくありません。子どもが大学生になれば、日常生活のなかでの関わりは激減するでしょう。高校生でも、その時間は多くないはずです。
そう考えると、いっしょに過ごせる今の時間を大事に思うこと。そして、積極的に関ろうとする姿勢をもつことが、父親のいちばん大切な心構えのように思います。
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