英語学習の基本は、根本となる文法だ

2016年12月23日

英語の基本は、根本となる文法だ

 

英語の基礎といえば、文法になる。

英単語と文法の大切さは、受験生にいくら強調しても強調しすぎることにならない。

英語を軽視した受験計画はありえない。その根本を固めるのが文法である。

 

特に文法を軽視するようなアドバイスには要注意である。

ここで言う文法とは、

「ガチョウgooseの複数形が、geeseであり、バクテリアbacteriaは、bacteriumの複数形だ」などといった、細かな知識ではない。

不定詞の意味上の主語とか、名詞を修飾する現在分詞と過去分詞の違いなど、英語の根本となるような文法だ。

 

自分の話になるが、私は、高校時代、英語の文法という名前の授業を受けたことがなかった。信じられないかもしれないが、私の出身地である北河内地区では、私が高校を受験する頃、「地元集中」という中学校教師たちの運動があり、高校受験を地元の特定の公立高校しか受けさせないという極端な政治運動があった。(「地元集中」についてはWikipediaをご参照ください)

地元に、元々公立高校が少なかったこともあり、私は、その制度に従って公立の新設高校に進学したのだが、当然、高校内での生徒の学力差は極端に広かった。そういう事情を背景にしたのか、私の高校の英語の教師が、実験的な授業を強行したのだ。5文型も仮定法も分詞構文もいっさい触れず教えず、理屈としての文法を教えないで英語の授業を行ったのだ。さすがに、現場から反省の声が上がり翌年の生徒からは、普通の高校と同じカリキュラムに戻ったのだが。

おかげで私は、英語が全く分からないまま高校を卒業し、大学受験では英語には本当に苦労した。なんとか難関と言われる大学には合格できたが、大学合格後も深刻な英語コンプレックスが残った。

 

しかし、大学入学後、塾で英語を教える立場になり、文法を独学で学び始めると、一気に英語の理解が進んだ。

受験を離れた立場だったからこそ、英文法の総復習は可能になったのだ。しかし受験を勉強やっている最中ならば、キミたちにとってそれは非常に難しいだろう。

そういう経験があるので、学校の教師が独りよがりの勝手な授業をやっているなどという話を聞くと、心底怒りがわく。

 

キミの文法の理解が不十分なら、当塾の授業を受けて自分の弱点や理解していない部分をきちんと勉強し直す必要があるだろう。

自己流ではなかなか英文法のような、理屈で理解する内容は理解しにくいものだからだ。

私は、文法軽視、いや文法無視というような高校生活を経験したがゆえに、文法の大切さが分かる。キミたちはゆめゆめ文法をおろそかにしてはならない。

 

しかし、このブログで7月に書いた「2:8の法則」のところでも触れたように、英文法でも、抹消的な知識ではなく、英語を読むためや英文を書くために必要な幹となる知識は、けっして膨大なものではない。

早めに、英文法の「骨格」を学び、マスターしておこう。

 

重要な2割を優先して学習することで、英文法の学力は一気に増加する。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦