高・中・小(全学年)対象の学力アップ・中学受験・高校受験・大学受験志望校合格を目指す個別指導の学習塾

継続してできるようになるには、きっかけを与えることが大切だと思っています

合格エピソード9選
エリアマネージャー

金﨑修平先生

将来の夢から志望校と勉強方法を立て直す

その生徒との出会いは、小学校6年生の9月初めごろのことでした。
中学受験を考えて集団塾にお通いでしたが、そこは国立中学を目指す塾。通い始めたころは国立中学を目指し、塾で頑張っていたそうです。しかし成績が思うように伸びず、志望校を見直そうということでフリーステップにお問合せいただきました。
将来科学者になりたいという夢と、小学6年生の夏期講習ごろから伸び悩む成績との間で保護者の方も生徒本人もこれからの志望校をどうすればいいのか全く分からない。今の塾は宿題が終わらず、塾のテストで宿題の内容が解ききれない、不合格者向けの課題が追加され一層圧迫される。悪循環でした。拝見した答案を見ると、一歩目を踏み出せずに考え込んでしまう傾向があるようでした。

お悩みを聞いた私は、いくつかの解決策を提示しました。
志望校については、科学者を目指すのであれば志望校は理系に強い中学を目標とすること。開明中学校や大谷中学校を候補として挙げました。
開明中学へご興味をお持ちいただけたので、「中学入試問題分析・傾向と対策」と「開明中学校の過去問題」、教材(新小学問題集)を比較して取り扱う単元を絞り込み。
カリキュラムとして扱う単元は「比、場合の数、比例と反比例、速さ、濃度」。
対策期間にも期日を設け、9月から12月の間としました。
「一気に塾を切り替えることに不安があるようなら」と相談の上、週に1回は今の塾の宿題のサポート、週に1回は先述のカリキュラムで週に2回からフリーステップの中学受験対策が始まりました。

講師への指導方法の指示で学習成果が

本人が「わからない」となっている単元も一度は塾で習っています。ただ、頭の中の整理がついていないだけとみたため、授業を担当する講師へは発問型授業を徹底させることでポイントをノートにまとめられるようにと指示を出しました。
「なんで」という部分に納得感があれば理解が進むタイプの生徒には、単純に「覚えておくように」という指導で終わらないよう【なぜ】の部分を追求した指導をします。
11月になり、本人としてももう一つの塾で小テストに合格できるなど成果を実感できたこと、受験校を私立中学校のみに決定したこともあってフリーステップ単独での受験対策に切り替わりました。

受験校の選定

フリーステップでは受験校を3段階に分けて設定します。
まずは挑戦校。挑戦という通り、今の実力からみるともう一歩の努力が必要なラインの学校を指します。次に適正校。今の実力から順当に目指して合格を期待できるラインの学校です。最後に安全校。今の実力なら合格を安全視できるラインの学校です。
この生徒にも3段階の受験校がありました。挑戦校が開明中学校、適正校は大谷中学校と桃山学院中学校、安全校は上宮中学校とプール学院中学校。
プレテストは開明中学校を除いて受験し、大谷中学校と上之宮中学校、プール学院中学校で良い結果を出すことができました。
結果が出てきたことで生徒本人の顔も少しずつ明るくなっていましたが、桃山学院中学のプレテスト結果が振るわず保護者も本人も「開明中学校は無理なんじゃないか」と不安がぶり返してしまうことに。
桃山学院中学校のプレテスト答案を見ていると、行きたい気持ちの強い開明中学校や大谷中学校の傾向として出されない問題が多いとわかりました。答案から得点しておきたい問題を再度整理し、テスト直しで扱う問題を絞って指導するように担任講師とも共有して授業。

学習時間の確保には自習室を

このころになると週に5回の授業を受けてはいたものの、授業時間は塾を併用していたころよりも減ってしまったため自習室の利用曜日を設定して学習時間を確保します。授業時間割との兼ね合いも見て、毎週月曜日に自習室を利用することに決まりました。自習内容についても塾側で作成。毎週自習室で何を取り組むのか、教室へ来たときにはやることを明示して取り組めるようにしました。
冬期講習では開明中学校と大谷中学校の過去問題を中心に取り扱っていましたが、正直なところ開明中学校の問題で相当な苦戦をしていました。ここで問題になってくるのが出願パターンです。中学受験は一つの中学校がいくつか受験の日程を設けていることが多く、そして後半の日程になるにしたがって一般的には難しい試験になります。中学受験解禁の初日、一番可能性が高い午前中の試験を開明中学校と大谷中学校どちらにするのかを、私たちは最後の最後まで悩みました。過去問題の得点率も合格最低点を超えたり超えなかったり、生徒本人はどちらの中学校も良いと感じていたため決め切れない。保護者としては開明中学校に進めるのが一番だけれど、どちらにも合格しないことは避けたいので大谷中学校を初日にした方がいいのかと迷う。年末になって過去問題の出来具合をもとにどちらの中学校を初日に出願するか決めるため、教室で面談を実施しました。この時は初日午前の試験にどちらの中学校にも出願してギリギリまでどちらで試験を受けるか悩むことに決まります。
最終的に、本人の「開明中学校にチャレンジしたい」という希望を叶えるために、何よりも開明中学校の合格可能性を高くする方向で決断。

本命合格

結果、開明中学校は初日午前のみ合格。大谷中学校は受験した日程すべてで合格を勝ち取ることができました。
この生徒は科学者になるという夢をかなえるため、開明中学校に進学してからもフリーステップで勉強に励んでいます。
私がこの合格をもたらすためにポイントだったと感じていることが3つあります。
一つは学習カリキュラムを志望校の過去問題と教材レベルで合わせたこと。つまり授業の道筋をきちんと立て切ったこと。もう一つは生徒本人が自分一人で取り組める自習内容を入試直前まで明示し続けたこと。最後に、9月から入試直前まで計9回の面談と相談を行い、不安を少しでも解消できるように最後まで励まし続ける精神的な支えとなれたことです。

※本文中の赴任教室名・部署名は原稿当時のものです。現在とは異なる場合があります。

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