四月に入り、受験勉強を始めたばかりの頃の成績はとても悪かったです。今思うと国公立を目指すことができないくらいでした。しかし、親や先生方は「無理」などの言葉を一言も言わずに付き合ってくれました。先生はとても早い時期からセンターの過去問を解かせ、とてもわかりやすく教えてくれました。
六月頃にだんだん力が付いてきてる事に気付き、成績も伸びて行きました。この頃から苦手科目にも手を付け始め、数学が苦手だったので基礎問題をひたすら解きました。
九月には最初はE判定だった第一志望がC判定になり、センター問題にも慣れていました。十月には推薦でもう大学が決まった友人も出始め、正直とてもうらやましかったですが、そのような気持ちも振り切り、勉強に励みました。
冬休みに入り、センター本番まで後少しとなると常に緊張しました。それでも、センター本番で少しでも点を多く取るために勉強しました。センターまで二日となり、あまりの緊張で涙目になっていると、先生が励ましてくれました。
センターが終わり、二次である記述問題の勉強を始めました。先生は僕が書いた記述をしっかりと見てくださり、小さなところまで指摘してくれました。第一志望に受かることは出来ませんでしたが、四月の頃の僕だったら絶対に合格することが出来なかった国立に合格することが出来ました。
この一年間、本当につらかったです。何度も挫折しました。しかし、先生方は常に付き合ってくださり、最後まで応援してくれました。諦めずに頑張って本当に良かったと思っています。これから受験である方は頑張ってください。