私が受験を通して感じたことは、周りの支えの有り難さです。私は、夏休みまでは塾に行っていませんでしたが、学校の補習がコロナでなくなったりなど、自分一人で勉強の計画をたてて勉強することに不安を感じ、夏休み明けに塾へ通い始めました。授業では、赤本の解答には答えしか載っていないことが多いため、先生も私と同じように問題を解き、配点を考えたり、詳しい解説や添削をしてくださいました。授業以外にも、自習にいれば、チーフや先生が声をかけてくださり、不安や進捗状況を話して、受験への緊張をほぐすことができました。
このように、たくさんの支えがある環境で、まずは共通テストに挑みました。全体的な難化と、得意な日本史が思うようにとれなかったこともあり、大学のボーダーには少し届かず、共テリサーチはD判定でしたが、受けずに後悔したくなかったので、受験校は変えませんでした。チーフや先生方も私の意志を尊重して、二次試験対策に向けてこれまで以上に励まして応援してくださいました。判定からみると厳しい状況で、受かったらラッキーくらいに思っていたので、合格していて驚きましたが、受験期だけでなく、高校三年間の努力が報われたようで嬉しかったです。
これから受験生になる方へ伝えたいことは、自分に合う勉強方法を定着させることです。受験期はスマホをやめたというのをよく聞きますが、私はスマホを禁止したりせず、また、無音の中では集中できなかったので、音楽や動画を流しながら勉強していました。もちろん勉強方法は人それぞれだと思うし、詰めてひたすらに勉強する方法もあると思いますが、自分が無理せずコンスタントに続けられるような方法が大学受験には必要だと私は感じました。自分が後悔しないように勉強すれば、きっとそれ相応の結果に繋がるはずです。