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2022.07.01
夏期講習前に思うこと
夏期講習前に思うこと
この夏にキミは自分の将来の可能性を縮めずに、広げることができるか
私たち塾の仕事というのは、生徒たちそれぞれが持っている将来への可能性をしっかりと広げてあげることだ。
確かに、ひとり一人の性格や能力差はある。
しかし、本人の可能性を広げるか狭めるかは、その子自身の行動によるのがほとんどである。
例えば、キミが、現在高校1年生だとしよう。
そして、1学期に、内容が難しくなった高校の勉強につまずいていたとしよう。
例えば、1学期の間に習った英語や数学が難しく、わからない部分がいくつかあり、定期テストでも点数が悪かったとしよう。
その現実の前で、夏休みの時期に、キミが起こす行動は二つのパターンに分かれるだろう。
ひとつは、夏の間に分からなかったところをしっかり復習して、できれば2学期には勉強でつまずかないように、先取り内容も少し勉強して、万全の態勢で2学期を迎えるという行動。
もう一つは、1学期の間に学んだことを分かるようにしっかりと復習することもなく、夏の間、アルバイトをしたり遊んだりをして過ごしてしまうという行動だ。
さて、2学期を迎えたときに、キミはどうなっているだろうか。
夏の間、しっかりと勉強したキミは数学も英語もしっかり分かるようになっているので、キミが高校に入学した時と同様、キミの可能性はその後も同じように目の前にあると思う。
しかし、夏の間に勉強しなかったキミの可能性はずいぶんと小さくなってしまっている。
高校1年生の1学期の内容も十分に理解できていなければ、例えば、その後に続く数学の内容が分かるはずもないからだ。
そうなると、キミは目の前にあったはずの可能性、例えば国立大学に進学するとか、理科系の大学に進もうかという可能性は、その時点でほとんどなくなってしまう。
つまり、キミの前にあった可能性は、間違いなく小さくなってしまったのである。将来の可能性の幅がぐっと狭まったということだ。
高校の3年間というのは、そういうことの繰り返しだ。
むしろ、可能性の幅が大きく動くのは、高校1年生や2年生と言った、高校生活の初期の段階に多い。
高校1年生のときの勉強がとても大切というのは、そういうわけなのだ。
自分の可能性を広げるか狭めるかということは、決して周りの環境がメインの理由ではない。それを決めるのはキミ自身の行動なのだ。
自分の可能性を広げるか狭めるかということは、いつも自分自身の行動と意思が決定的な役割を果たしているということを知っておいてほしい。
(KM)

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