私が、開成ベガに入ったのは、四年生のころです。きっかけは、少人数の授業で、授業が楽しそうだと思ったことと、家から近いことです。最初は、全教科できなくて、組分けでも良い結果が出せませんでした。私は、五年生からやる社会が特に、苦手だったけれど四教科受験をやって良かったと思いました。
社会は、あまり興味がなくて、成績が悪かったけれど、何度もくり返し、書いて覚えていくと、徐々に、成績が上がっていきました。また、基本的なことを集中的に覚え、公民は、政治のニュースや、災害のニュースをもっと見ていた方が良いと思いました。
算数は、5年生の時、難しくて、解けない問題ばかりで、好きではありませんでした。6年生に入ってから、筋トレの問題集をすることになり、初めはできなかった問題をくり返し解くうちに苦手な速さや、割合が解けるようになって少しずつ自信がついていました。
受験本番では、緊張しないように、関西大学第一中学校には、プレテストはないけれど、他の中学校でやったプレテストの様子を思いうかべながらやっていました。また、みんな緊張しているから、私が緊張したら、そこで緊張していない人に気持ちで負けてしまうため、自信を持ってがんばろうと思いました。
これから受験をするみなさん、きっと努力は報われます。このことを信じて、勉強のはげみにしてください。
最後に、私がここまでこれたのは、三年間指導していただいた先生方、応援してくれたお母さんや、お父さんのおかげだと思います。ありがとうございました。
【保護者からのメッセージ】
四年生からお世話になりました。初めは遊びたい気持ちが大きくなかなか勉強に集中できず、成績は思ったように伸びませんでした。六年生になっても成績は上がったり下がったりで不安定でした。今まで何度もあせりや不安な気持ちから、娘と言い争うこともありましたが、六年生の秋頃からようやく苦手科目の国語と社会の成績が上がるようになり、結果、志望校に合格することができました。最後まであきらめず、自分を信じてよく頑張ったと思います。
つらく苦しい時もあったはずなのに、一度も塾を嫌がらず楽しく通えたのは、一緒に目標に向かって頑張っている仲間がいて、先生方が熱心にご指導くださったおかげだと思っています。本当にありがとうございました。