私が受験に対して自覚を持ったのは去年の7月でした。多くの受験生がそうであるように夏休みには予備校に缶詰になり、人生で一番勉強に集中していた時期になるのだろうと思います。ただ、受験勉強の思い出だけで高校3年生を終えるのも惜しいというのが私の考えだったので勉強しながら月に1度は友達と遊んでいました。学校の帰りに寄り道したり少しおしゃべりしたり、些細なことですが今となっては受験期のストレスコントロールには最適だったように思います。よく聞く話ですが、この1年で受験はメンタル勝負なんだなあと思い知りました。モチベーションを保つのもそうですが、不安になって志望校を変えてしまったりしないようにブレない目標を持つためにはやっぱり精神面の強さが大事なのではないでしょうか。こんな風に偉そうに述べている私ですが、私自身も不安になったりモチベーションを保てなくなって、志望校のレベルを下げてしまおうかと思ったことはたくさんあります。私は先程自分の精神面が重要であると言いましたが、不安になってしまったときに支えてくれるのはいつだって周りにいて下さる方々でした。友達だったり家族だったり先生方だったり。恥ずかしながらイライラしてしまって周りに当たってしまうこともあったのですが、それでも周りの方々は私を応援し続けてくれました。どんなに凄い人だって1人で頑張ることはできないし、周りの環境というのは自分をとても左右する。その環境を私のやりやすいように周りの方々が整えてくれたことに本当に感謝しなければならないのだなあと思いました。そんな方々の応援もあり私は無事、志望校に合格しましたが、周りの方々の支えがあってのことだということを忘れずにこれからも挑戦を重ねていきたいと思います。
【保護者からのメッセージ】
中1の冬、娘が「塾に通いたい。」と言い出してから大学合格までの約5年半の間、お世話になりました。
中学で塾に通い始めた頃は、勉強習慣が少しずつついてきましたが、中だるみもあり、成績もそんなに上がる事もありませんでした。
ただ、三者面談でチーフと話し合い、目標を決めるとやる気になるという感じで、高校受験では私はもちろん、チーフも公立高校の合格を驚いていました。その時にチーフに言われた「高校受験と違い、大学受験はこんなに甘くないですよ。」と言う言葉が私の中で、印象に残っています。
大学受験では、高3の夏前から、予備校も通い出し、中だるみしていた勉強も一気にやる気が出たようです。コロナ禍の為、家の中でも家族全員マスクをしたり、勉強の合間に話しをしたりしてゆったり過ごせるようにしました。そうして、娘は志望大学に合格出来ました。先生方、ありがとうございました。