僕が入塾したのは高2の冬で、その当時は知識も全くない状態で偏差値40もないくらいだったと思います。高3の7月に部活を引退して本格的に勉強を始めました。勉強以外することがなくなった僕は、今までの生活とのギャップに戸惑い、慣れるまでとても辛かったです。それでもがむしゃらに頑張り続けました。それでも第一志望はE判定。その他、二、三志望もEでした。ですが、この9、10月頃はモチベーションも結構高くて、もっとやってやろうと思っていました。勉強時間は11時間?13時間になり、常に勉強のことを考えるようになりました。そして11月の最後の模試、結果は同じくE判定でした。この頃から自分が本当に受かるのか、不安になってきましたが、志望校を下げることは考えなかったです。まだどこかで自分ならやれると思っていました。自分のクラスの友達も進路が決まって遊んでいる姿を見ると羨ましかったです。それと同時に、学力が上がらない自分が惨めでかなり落ち込みました。そんな時、ずっと前から支えてくれた家族や塾の先生を思い出し、もう一度、奮い立たせることができました。皆から期待され、応援されていることを胸に挑みましたが、一般入試は全滅でした。もっとやっておけば良かった後悔と応援してくれた周りの人たちへの裏切りで心がめちゃくちゃ痛かったです。そして後期入試を受けることになりました。残りの2週間はとても長く感じました。そうして最後の最後で合格し、良かったのですが、あまり喜びを感じなかったのが本音です。本当に受験が終わったんだというその感覚についていけなかったからです。それに気づいた時、本当に受験を頑張っていたんだなと思えて、その時が一番嬉しかったです。努力は簡単に人を裏切ります。ですが、その努力を最後まで自分を信じ抜いて全うするならば、そう簡単には裏切られないと思います。頼りない自分でもいいので、まずは自分を信じ抜いて頑張り続ける、何があっても自分を信じ抜く、何度失敗してもいい、何度でも挫折を味わえばいい、とにかく、どんなことがあっても自分を信じてみてください。みんななら、絶対合格できると思うのでとことん頑張ってください!