高校3年の始めに感染症の影響により高校が休校となって以降、何事に対しても意欲のない自堕落な生活が続き、結果的に浪人することになり、卒業後の4月から代ゼミサテライン予備校に通い始めました。
浪人生となった私は、志望校の合格とは別にもう1つ、自分の生活に向き合い責任を持てるようになるという目標を立てました。代ゼミサテラインで、自分が必要な授業だけを受講できたこと、そして半自主的に学習計画を立てられたことは、質の高い1年間に大いに結びついたと感じています。
必要な授業だけを受講できたことで、受講の際には「自分のために勉強している」という感覚を持つことができました。これは、皆が同じ授業を受ける高校では個人的に意識しづらかった感覚でした。
また、授業以外の自習に関して、面談でフェローと1カ月の計画を立て、毎週月曜日の朝に自分で1週間のより詳細な計画を立てていました。そして、そういった自習の計画や、授業や模試の予定、1日の勉強時間などを手帳に記録するようにしました。自分だけの力で計画を立てて学習することに慣れていなかった中で、適度なサポートをしてもらいつつ、自分でも考えて取り組み、その把握や管理は自分の力でできたことは、私自身の成長に繋がったと思います。
苦い思いをした日から1年が過ぎ、私は志望校の合格をいただくことができました。加えて、現役の頃と比べて身の回りのことに責任を持って主体的に取り組む力が付いたように感じています。結果論かもしれませんが、去年、自堕落なままなんとなくで受かる大学を受けてそのまま進学していたら、私はずっと変われずに過ごしていただろうと思います。
これを読んでくださった方が「志望校の合格」だけでなく「なりたい自分」も手に入れられることを願っています。
【保護者からのメッセージ】
娘は自分で決めた物事の方が意欲的に取り組む性格なので、授業や模試、受験校に関しては、塾のチーフからの助言を参考にしながら、ほとんど全てを本人が決めていました。あまり勉強のことに口を出さなかったことで、かえって本人が自主的に勉強できていたのではないかと思います。