2017年度 開成進学フェア開催
2017.11.16
10月8日(日)開成教育グループ主催「開成進学フェア」が滋賀・大阪に引き続き、東京でも練馬区立区民・産業プラザCoconeriホールにて実施されました。
今年で東京は3度目の開催となります。総計246組424名の方にご参加いただきました。
【受付】
当日は10時30分受付開始の時間より早くから来場される保護者・生徒で賑わい、受験・進学に対する意識の高さが伝わってきました。
【高校入試ガイダンス】
11時から始まった高校入試ガイダンスでは盛りだくさんのテーマの講演を行いました。
「私学無償化の影響」「2020年大学入試改革とこれから必要とされる力について」(入試情報室:藤山正彦)
普段なかなか聞くことができない情報や今後の展開などを見据えた入試の動向についての説明を行いました。
特に今年の中学3年生には大きな関わりのある2020年の大学入試改革については、現在のセンター試験に代わる「大学入学共通テスト」について、英検・TOEICなど民間資格の重要になることや記述問題の増加により、従来の知識を問う形から思考力を試すものへ移行することだけにとどまらず、今後社会でどのような力が必要とされるかという大きなテーマで語り、生徒たちにとって印象に残るものとなったでしょう。
「併願パターンの一例」「説明会のポイント」(フリーステップ西落合教室:熊谷光洋)
主に「第一志望校に近い偏差値」「通学可能圏内」の2つの観点から併願パターンの決定の仕方について丁寧な講義がありました。
「説明会のポイント」では土曜授業・習熟度別授業・英語教育など授業の取り組みに関する内容から、特待生制度・2,3年次の学費など学費に関するもの、指定校推薦の枠・コースなど大学受験に関するものまで見落としがちなポイントに触れ、さらに推薦入試の面接に関することや、私立の併願優遇基準についてなど説明会でしておくとよい質問内容など、説明会に役立つ情報を余すところなくお届けしました。
「入試までのスケジュールと学習方法」(フリーステップ下赤塚教室:原光弘)
推薦・一般入試の試験や願書受付・合格発表などの日程について確認し、受験までの残された時間を再認識したことで、会場全体の空気が引き締まりました。
また、限られた期間での内申点アップのためのポイントをはじめ、過去問演習では正確に時間を計る・模擬試験の問題の解き直しをするといった学習方法、さらには冬休みから受験直前期には朝6時から6時30分には起床するなど生活習慣の話まで、受験生にとって実践的な内容が盛りだくさんでした。
【私立・都立高校説明会】
13時からは私立33校・都立17校の先生方に参加していただき、学校説明会が開催されました。この説明会では各学校の入試担当者から直接個別にお話を聞くことができます。
午前の高校入試ガイダンスでの「説明会のポイント」を早速使って生徒・保護者とも単願・併願のために必要な条件などを各学校の先生に質問していました。そして受験の内容以外にも入学後の部活動やカリキュラムといった高校生活に密接に関わる内容について自分自身の未来を想像して目を輝かせながら聞く生徒たちの姿は真剣そのものでした。
学校のブースの中には長蛇の列ができてしまう人気校もあり、順番を待つ間に各教室の学習プランナーと新たに進路について話し合う場面がたくさん見られました。
【抽選会】
ロビーでは、参加者を対象に福引による抽選会が行われ、1等のLED蛍光灯や2等のティファール電気ポットなど豪華景品を用意し、生徒・保護者ともに盛り上がりを見せました。
ご来場いただいた皆様にとっては「開成進学フェア」を通して、現在取り組んでいる受験勉強や残りの期間の過ごし方について改めて考える機会となり、同時に志望校や併願校について新たな可能性を発見する催しとなりました。そして自身の目指すそれぞれの進路に向かって今後より一層意欲を高めていくことでしょう。
※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。