同志社大 一般入試受験の注意点

2009年12月9日 水曜日

同志社大学の入試説明会に参加してきました。

2月以降に実施される一般入試・大学入試センター利用入試についての内容でした。その中で、一般入試を受験する前にぜひ知っておいてほしい「注意点」がいくつか発表されていましたので、皆さんにご紹介したいと思います。

まずは、2009年度入試における文系・理系それぞれの合格者平均得点率をご紹介します。文系で74%・理系で65.7%でした。また、センター利用入試のボーダーラインは公表されていませんが、どの学部・学科とも80~90%に位置している、との発表がありました。過去問を解く、あるいはセンター利用入試の出願を検討している方は参考にしてください。

ここからが注意点です。

まず一つ目。

法学部と経済学部では英語で「80点」という基準点が設けられています。3教科合計が合格最低点を上回っていても英語が79点以下の場合、不合格となってしまいます。

そして二つ目。

一部の学部・入試方式で、選択科目である「地理歴史または公民または数学」において科目間の平均点が大きく異なる時、得点調整が行われる場合があります。2009年度入試ではこの得点調整によって約30点も得点を減らされてしまった受験生がいたようです。選択科目で得点を稼ぐことも一つの手段ですが、英語・国語あるいは英語・数学といった必須科目で点を取ることを目指す方が得策なのかもしれません。

最後に三つ目。

生命医科学部、スポーツ健康科学部、心理学部の3つの学部では、合格者の入学手続き状況によっては追加合格が出る可能性があります。各学部によって追加合格発表日や手続きなどが異なります。あこがれの同志社大学の入学機会を失わないようにしたいものですので、これらの学部を受験予定の方は同志社大学が発行している入試要項で詳しいことを確認してください。