金光八尾高 新コース「S特進」誕生へ

2010年5月26日 水曜日

2010年度大学入試において、特に大阪大の合格者数については前年の3名の2倍以上となる7名の合格者数を出すなど、国公立大合格者数において大きく伸びているのが金光八尾高です。下は金光八尾高が発行している大学合格実績に関する文書です(クリックすると拡大します)。

金光八尾高 大学合格実績

国公立大については前述の通りですが、関関同立の合格者数についても躍進しています。関西大で34位、同志社大71位、関西学院大77位という全国順位となっています。

このように、大学進学面において飛躍的な伸びを示す金光八尾高が、次なる一手として「S特進コース」を設置することが明らかになりました。

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金光八尾高 新コース「S特進」

金光八尾高 新コース

コース名:S特進
募集定員:40名(男女)
コース内容:
京阪神市府大等、難関国公立大学の現役合格を目指します。2年生以降は、国公立文系・国公立理系に分かれて、密度の濃い授業を展開します。3年生では、大学入試センター試験・志望大学に向けた難易度の高い入試問題に対応できる応用力・実戦力を養います。1年生から、7限後の講習は全て必修講習になります(同校発行文書より)

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これと合わせ、従来「普通コース」としていたところを「総合進学コース(定員120名)」と改称することも明らかになっています。

さて、このS特進コースの入学レベルが気になりますが、開成グループ入試対策課の予想ですと、こういった「難関国公立大への進学」を見据えたコースということですから、それなりの「素養を持った生徒」を集めることを念頭に置いておられるはずなので、S特進の併願であれば偏差値で言うと60に近いぐらいの力が必要になるのではないか、と考えます。

金光八尾高から難関国公立大に合格した生徒たちの「喜びの声」が綴られた文書を読んでますと、「指導が厳しい」「熱心な先生がいる」「課題が多い」「予習や復習の多さに圧倒される」と、壮絶な高校生活を想像せざるを得ない表現が飛び交っています。しかし、こういった苦しみに耐えている間に自分自身の能力が開花し、結果として難関大へと巣立っていった生徒が多いようです。

「頑張った分だけ大きな感動を得る事が出来る」、金光八尾高はそんな高校のようです。