清教学園中 2011年度入試に向けて

2010年9月14日 火曜日

清教学園中高の塾対象説明会に参加してきました。

清教学園中高 チャペル

当日は学校内にあるチャペルで実施されました。上の写真の右上にちょこっと見えるのがパイプオルガンです。このチャペルで在校生たちは週1回礼拝を行っています。

2010年度入試のおさらいと、2011年度入試に向けての情報をご紹介します。まずは、2010年度入試の結果についてです。

2010年度入試では多くの私立中が志願者数を減らした形でしたが、清教学園中も同様で、志願者数が前期で42名・後期で72名減少しています。

志願者が減った理由を先生方はいろいろと説明されていましたが、開成グループ入試対策課の分析では「最近レベルが上がりすぎたので敬遠された」ものと見ています。実際に、合格者の五ツ木駸々堂模試平均偏差値を見てみますと、2008年度入試⇒2009年度入試で前期・後期、Ⅰ類・Ⅱ類問わず、2~4ポイント上昇していました。

さて、今春の後期受験者は一体どういった中学と併願されていたのでしょうか?それについても詳しいデータを公表していだたいています。主な併願先と人数は、清風南海53名、四天王寺24名、大教大天王寺12名、近大和歌山10名となっています。大阪南部あるいは大阪市内でも南に位置している学校との併願が主流、となっていることがわかります。

では、2011年度入試についてご紹介いたします。

定員に変更が出ています。前期の定員はⅡ類で10名増えて100名となり、Ⅰ類と合わせて210名へと変更されます。その分後期でⅡ類の定員が10名減って20名となり、Ⅰ類と合わせて30名になります。これによって後期での入学がますます難しくなると思われます・・・。

清教学園中を第一志望として考えている受験生は前期で受験されることと思いますが、「2010年度入試では受験者数が減った」「前期の定員が増える」という2つのことから、前期の受験者数は大きく増加することが予想されます。

受験生は、「清教学園中志望者の中で自分は一体どれぐらいの位置にいるのか?」を秋ぐらいの段階でしっかりと知っておく必要があります。

五ツ木駸々堂模試でも大体の位置取りはつかめますが、11月に行われる「清教模試」ならば、同校の入試傾向にあった問題で、しかも同校を志望する受験生ばかりが受験するテストとなりますので、かなり正確な立ち位置が把握できます。

また、清教模試実施後の11月23日(祝・火)には成績懇談会があります。実際に清教学園中の先生方から対策ポイントをお聞かせいただけますので、こちらも合わせて必ず参加するようにしましょう。

第二回清教模試、その他の入試関連行事についての文書を下にご紹介しておきます(クリックすると拡大します)。

清教学園中高 入試イベント