昇陽中 高まりつつある期待感

2010年10月7日 木曜日

昇陽中の塾対象説明会に参加してきました。

昇陽中 外観

2009年4月、淀之水高の併設中として開校した昇陽中ですが、初年度入学者数20名だったのに対し、2期生である今春は28名が入学しています。

今年の入学者の中には、西大和学園・大阪桐蔭・清風南海・開明などを合格した受験生がいる上、近隣小学校の成績上位者も多数入学している様子です。どうしてそのようなことが起こっているのか?ということなのですが、どうやら学力アップに関する取り組みが評価されて、ということのようです。

一例としてベネッセ模試の結果をご紹介いただきましたが、全国平均を上回る成績となっている生徒が国語で7名、数学で8名、国数2科総合で7名おられるとのことでした。説明会でも実際におっしゃられていましたが、入学時のレベルに関して申し上げますと大阪府の私立中の中でもそれほど高い所には位置しない同校です。それにもかかわらず、これだけの成績が出せているということで、取り組みについてご紹介いただきました。

1つの目玉としては、これまでに他校で東大合格者を輩出した経験を持つ、ご自身も東大ご出身である先生が昇陽中へ移ってきて、上位層の10名程度を対象に授業を担当されている、ということが挙げられました。

また、五ツ木模試や英検などの各種検定試験なども織り交ぜながら年間計画を立てているので、1年を通してひっきりなしに模試・試験などの類が待ち構えている、という点も見逃せません。

そんなことが影響を与えているのでしょうか、今春入学者の進路希望として東京大4名、大阪大3名、医学部医学科1名といった所の名前が挙がっているそうです。

初めは他校に遅れて設置された事に起因する不利も感じた募集状況ではありますが、今年はどうやら他校以上に注目を集めていることが伺えます。実際、昨年の塾対象説明会では30名程度の参加だったところ、今回の説明会では100名近くが参加していた、ということからも、塾関係者から熱い視線が送られていることがわかります。

徐々に注目を集めはじめている昇陽中、今後に期待です。

入試日は1/15(土)、17(月)午前と同日午後、2/5(土)の4回。プレテストは10/30(土)と11/27(土)の2回実施されます。