中学入試 持っていってよかったもの・あればよかったもの③

2010年12月20日 月曜日

中学入試 持っていってよかったもの・あればよかったもの①
中学入試 持っていってよかったもの・あればよかったもの②

に続くエントリーです。2010年度、中学入試を迎えた受験生・保護者にご協力いただいた、入試当日に持っていってよかったもの・あればよかったもの、のアンケート調査結果をご紹介しているシリーズの3回目となります。

前回・前々回のエントリーでは、1位~5位までのグッズについてご紹介しました。結果を下の画像でおさらいしておきましょう。

中学入試 持っていってよかったもの2位以下(答え)

今回のエントリーでは6位以下の少数意見をご紹介してまいります。

6位(6.0%) 三角定規・分度器・コンパス
7位(4.8%) 時計・腕時計
7位(4.8%) お菓子
9位(3.6%) 軽食
10位(2.4%) マスク
10位(2.4%) 小銭
10位(2.4%) お守り
10位(2.4%) 上履き
10位(2.4%) 携帯音楽プレーヤー
圏外(合計6%) その他

6位の「三角定規・分度器・コンパス」ですが、こちらは受験する学校によって持ち込みが可能なもの・不可能なものが指定されています。募集要項などにも記載されているはずなのでそちらを見て持ち込み可能なものを確認下さい。よくわからない場合は学校に問い合わせて確認をとりましょう。

7位の「時計・腕時計」も必須アイテムです。アンケートに「教室に時計が無かったので、腕時計があればよかった」という声が寄せられております。受験生は基本的に「教室には時計は無い」ものと考えて、必ず腕時計を持ち歩くようにしましょう。

7位の「お菓子」、9位の「軽食」と食に関するものが立て続けにランクインしています。前者は主に受験生本人が試験前などに食べるアメやチョコレートを指しており、後者は控室で待つ保護者が持っていくおにぎりやサンドイッチなどを指しています。前者はともかくとして、後者については「学校の近くにコンビニはあるが、食べに行けるような所は無かったのでお弁当を持って行った」という、非常に準備のよい保護者からの声をいただいています。保護者の皆さんは軽いものを持っておくといいのではないでしょうか。

同率10位にいくつかグッズが並んでいる中で、「小銭」と「上履き」が気になるところです。

「小銭」については交通費、特にバスを利用する場合には事前に準備しておくべきでしょう。駅からバスに乗る必要がある学校では、バスが極端に混み合い、乗るのも降りるのも一苦労するケースがよくあります。そんな状態の上に、小銭が無く両替機のお世話になる必要が出てきてしまうとまた更に面倒なことが増えてしまいます。バスをスムーズに降りて試験会場へ向かうためにも、小銭はあらかじめ用意しておくとよいでしょう。

「上履き」については「スリッパを貸してもらえるが歩きにくいから」という声が届いています。履きなれた上履きを持参するようにしましょう。

いかがでしたでしょうか?「持っていって当たり前」のもの、「なるほど~」と思わせるもの、いろいろありました。ここでご紹介したものは実際に2010年度に中学入試を体験された方々が「あってよかった~」「しまった、持ってきたらよかった!」と思ったものばかりで、どのグッズにもそれなりの理由がありました。

ぜひ参考にしていただき、受験生の入試結果(何よりもこれが一番心配ですが)以外の心配事が少しでも軽減されることを願っています。

最後に、これから受験に向けていろいろな準備を進めていく受験生とその保護者の皆さんに一言ご紹介して、このシリーズを締めくくりたいと思います。

「備えよ常に(Be prepared)」(ボーイスカウトのモットー)