神戸市灘区女子中高一貫校3校 合同説明会 当日の様子

2011年3月25日 金曜日

こちらのエントリー「神戸市灘区女子中3校 合同説明会 今年も開催」でご紹介しました神戸海星女子学院中・松蔭中・親和中 3校合同の説明会に参加してきました。

今年で実施3年目となるこのイベントですが、一昨年は大変人気を博したことを受け、昨年は2月中旬と3月下旬の2回開催にされたほどでした。今年はどのような様子だったのでしょうか?

会場の様子①

会場の様子②

当日は西宮プレラホールで実施されたこのイベント、ホールは約300席あるのですが、ご覧のように満席。上の方の写真では若干写っていますが、立ち見の方もおられました。

会場の外の様子

上の写真のように、ホールの外に設けられたモニターとスピーカーから流れてくる音声に耳を傾けている方々が5~60名ほどおられました。ホール中にいる立ち見の方々と合わせると、大体100名は席に座れていなかったと思われます。

このように、今年も多数の方がご来場になったイベントとなりました。

神戸海星女子学院・松蔭・親和の順に、それぞれの学校の先生方によって約30分ずつ学校紹介が行われました。

各校の取り組み内容とは別に、特に印象的だったのが松蔭中の先生によるお言葉でした。

出産・育児・親の介護に代表されるように、女性の人生は男性より変化に富んでいます。その分、人生の様々な局面において「選択」が迫られることになります。女性が「私はこう生きたい」と思っても、中々そう思った通りにならないのが現状です。

そんな中で、それぞれの選択の場面で最良の選択を選ぶことが出来るよう、精神的に自立することを目指して女子教育を行っている、とのことでした。

確かに女子だけの学校であれば、「女の子だから」というフレーズは通用せず、例えば皆を引っ張るリーダーも、力仕事をやるのも、何もかも女子がしなければなりません。

男子が居ない、一からすべて自分たちでやりとおさないといけない状況で6年間を過ごすと「自立した女性」としてこの厳しい世の中を生き抜く力や知恵を得ることが出来るのかもしれないな、と思った説明会でした。