同志社大 春のキャンパス見学会 当日の様子

2011年4月1日 金曜日

同志社大が3月26日(土)に開催した春のキャンパス見学会にお邪魔してきました。

同志社大 正門

同志社大の学生さんたちによるキャンパスツアーもこの日行われたのですが、上の写真ではよく晴れたように見えるものの、実は「晴れているのに雪が降っている」という大変奇妙な天候の中で各種イベントが行われました。

大学紹介と入試説明会が行われましたので、その時の様子をご紹介します。

入試説明会の様子

ご覧のとおり、会場は満員でした。

今出川・京田辺それぞれのキャンパスの紹介と、2013年から文系学部を今出川キャンパスに統合して1~4回生すべてを今出川で過ごすことが出来るように現在調整していることをご説明いただきました。

大学を選ぶ際の基準として最も重要視されるものの一つに「就職率」が挙げられます。今回の説明会では、2010年4月時点のデータではあるものの、学部ごとの詳細な就職率をご紹介いただきました。詳しいデータは次の通りです。

同志社大 就職率(2010)

学部ごとのデータに加え、大学院全体の就職率、同志社としてのトータルの就職率が明らかになっています。

この年の大卒全体の就職率(内定者数÷就職希望者数)は91.8%でしたので、それと比べるとかなり上の就職率となっていることがわかります。同志社大ならば就職についてはそれほど心配する必要はなさそうです。

入試のお話に移りますと、同志社大の一般入試の特徴としては「出来るだけ記述をしてもらうような出題になって」いる」という点が大きいでしょう。マークシートだと機械でのチェックになりますが、記述の場合は人の目で1つ1つチェックしていきます。その点から考えると、「わかりやすい字で書く」ことが求められることは言うまでもありません。当然、「誤字や当て字は減点です」ということがこの日の説明会でも言われていましたので、用語などは正確な漢字で記載できるようにしておきましょう。

さて、この説明会では今年(2011年度)の入試における「合格最低点ちょうどでの合格者数」と「合格最低点に1点足りなくて不合格になった数」という、大変興味深いデータをご紹介いただきました。

合格最低点周辺の人数

志願者数、合格最低点ちょうどでの合格者数、合格最低点に1点足りなくて不合格になった受験生の数とそれが志望者においてどの程度の割合になっているのか、を表にまとめました。

いかがでしょうか?今回ご紹介したどの学部・学科・方式でも大体志願者の1%程度が「1点足りなくて不合格」となっていることがわかります。同志社大の合格まであと1点、というところで泣いた受験生がこれだけいるのですが、当事者にしてみたら悔やんでも悔やみきれないことでしょう。

来年受験される方々は、これから先は1点にこだわった受験勉強をしていってほしいと思います。こちらのエントリー「1点もあなどれない! 主要大 合格最低点周辺の人数分布」も参考にして下さい。

同志社大志望の皆さんにとって、今回のイベントは来年春の合格を目指す上で気持ちを新たに出来たよいキッカケとなったことでしょう。

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