プール学院中高 コース制に大幅な変更②

2011年6月9日 木曜日

大阪私立女子校の名門校として有名はプール学院中高が、来春入試に向けて大きな変更を行うことが判明しています。前回のエントリー「プール学院中高 コース制に大幅な変更①」では中学校でのコース制及び入試制度の変更点についてご紹介しました。

今回は、高校での変更点について触れたいと思います。これまでのプログレスコース1つから、以下の2つのコースに改編されます。

1.選抜特進コース
・募集人員 35名
・国公立大・難関私大を目指す
・2年次に特進理系・特進文系のコースを優先的に選択できる
・受験科目は専願:3教科または5教科、併願:5教科

2.特進コース
・募集人員 70名
・幅広い進路に対応
・3年次、私立総合コースに進めば指定校推薦が充実している
・受験科目は専願:3教科、併願:3教科または5教科
・「芸術系実技入試」を実施(専願のみ)し、合格者は2年より「芸術系進学クラス」に進級、
受験科目は3教科(300点)+実技入試(100点)

プール学院高では、これまで複数コース制を採っていませんでした。しかし、この度2コース体制としてよりきめ細かく生徒各自の進路希望に応えていこう、ということでしょう。

選抜特進コースは難関大進学を視野に入れた「進学系」のコースである一方、特進コースは指定校推薦入試などを使って大学進学先を確保しつつ高校3年間を過ごす、といったコースになっています。

また、特進コースについては2年次に「芸術系進学クラス」というものを設置されますが、こちらは入学時に当該の実技入試を合格した生徒によって構成される、ということになります。

入試科目ですが、選抜特進・特進・芸術系実技で科目数が異なります。ご注意ください。

なお、これらの情報については今後発行される学校案内などで詳しくご確認いただくことをオススメ致します。