帝塚山大 学生サポートがきめ細かい

2011年7月8日 金曜日

帝塚山大の高校・予備校対象説明会にお邪魔してきました。

帝塚山大①

近畿地区の様々な会場でご実施されている説明会の中で、今回私は東生駒キャンパスで実施された回に参加致しました。

帝塚山大②

近鉄 東生駒駅からバスで5分ほどの所に位置しており、ご覧の通り緑に囲まれているキャンパスです。

帝塚山大は開学から約50年ほど経過した大学で、今回お邪魔した東生駒キャンパスには4学部、近鉄 学園前駅のすぐ目の前にある学園前キャンパスに2学部、合計6学部9学科を有する中規模大学です。

学生総数は今年の春時点で4848名、男女比率は58:42となっているそうです。近畿地区出身者は3957名(81.6%)に対し、近畿以外の出身者は891名(18.4%)と、圧倒的に近畿地区出身者で占められています。

6学部それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

①人文学部
日本文化学科ではフィールドワークを重視し、年間25回以上の学外実習を行う。英語コミュニケーション学科では日本文化を英語で紹介する「観光英語」の学外実習に注力。

②経済学部
社会人としての教養・経済知識・ITといった基礎学力を徹底的に修得させる。

③経営学部
来春より現在の経営情報学部から経営学部に名称変更予定。ITに呼応した経営や会計の知識・センスを身につける。

④法学部
公務員・企業・暮らしの法の3つのコースから1つを選んで学習する。ビジネスや日常生活に活かせる法律知識を学ぶ。警察官の採用においては一昨年に全国56位・近畿地区では12位という高さだった(今年は全くダメだったそう)。

⑤心理学部
少人数による基礎教育を重視。臨床心理士資格取得率は66.7%で、全国平均を上回る。

⑥現代生活学部 「食物栄養学科」「居住空間デザイン学科」「こども学科」から成る。食物栄養では管理栄養士合格率が85.4%で全国平均より上、居住空間デザインでは2級建築士だけでなく1級建築士の受験資格までも取得可能。こどもでは保育・幼稚園・小学校の3つの資格が取得出来るカリキュラムで、食物栄養学科との連携によって「食育」にも力を入れている。

個人的には⑥の現代生活学部の内容に興味を持ちます。

これら学部それぞれにも特徴的な取り組みがあるのですが、大学全体で取り組まれていることも合わせてご紹介いたします。

近年、大学入学者全体によく起こる問題である入学直後のギャップに対して特に力を入れて以下3つのサポートを実施されています。

①やる気を促すサポート(高校から大学への円滑な移行を支援)
・初年次教育
・学習支援室と学生相談室
・アドバイザー制度

②やる気に応えるサポート(学習を支える充実した奨学金支援)
・修学を支援する奨学金
・頑張りが報われる奨学金

③やる気を伸ばすサポート(キャリア支援と資格支援)
・1年生からはじまる「キャリアデザイン」科目
・各種インターンシップ
・特別資格サポート制度

入学直後に「どうやって大学生活を送ればいいのかわからない」という学生が多い事に対してしっかりと面倒を見つつ、4年後の就職に向けても早期から意識付けや体験機会を持たせておられます。

このように、学生生活・資格取得・就職支援といった事柄すべてにおいて大変きめの細かいサポートが実施されている点について大変好感が持てます。

最後に、2012年度入試についてです。主な変更点は次の通りです。

①公募制推薦(前期・後期 専門課程含)が、2科目型と1科目型の選択に。
②公募制推薦に小論文型を追加(①と②は併願可能)。
③AO入試を前期・後期・3月の3回に分けて実施。
特にAO3月はエントリー不要の志望動機を重視した入学試験で、「センター利用型」「第三者評価書利用型」の2パターンの選考方法あり。

大阪からは非常に通いやすいですが、京都からも1時間程度で着くということで交通アクセス面では良い位置にあります。帝塚山大、一度のぞいてみて下さい。