同志社高 自由・自治・自立を重んじる校風

2011年7月13日 水曜日

同志社高の塾対象説明会に行ってまいりました。

同志社高①

同志社高②

同志社高③

かつての校地であった今出川からここ岩倉に中学校が移転して間もなく1年が経過します。

さて、同志社といいますと自由な校風、というのが多くの方がお持ちの印象だと思いますが、実際にも「自由・自治・自立」という標語の下、制服もナシ・校則もほとんどナシということで生徒の自主性や自律性を大変尊重されています。

同志社高④

今回の説明会の冒頭で、校長先生が「最近の生徒たちの間に無い「時間・空間・仲間」という「3つの間」を同志社では提供している」とおっしゃられていたのが印象に残っています。

ここからは、教育的な取り組みや大学合格実績についてご紹介をしてまいります。

土曜は希望者を対象とした「土曜特別補講」が4時間開講されており、向学心を持つ生徒たちのサポートの場を提供されています。

高3秋から併設大の商学部にて開講されている簿記の授業を受けたり、法学部の「ジャーナリスト講座」を受講したりすることで、同志社大との高大を接続している形です。

内部進学についてですが、毎年大体85%が同志社大・同志社女子大へ進学しており、15%が他大学へ出られているようです。今年は397名中329名が併設大へ上がり、他大学合格実績としては京都大13名を含む国公立43名、私立大106名という結果となっています。

同志社高の今年の入試結果についても簡単にご紹介しておきます。

今年2011年度入試より推薦入試を導入され、大変大きな話題となりました。その推薦入試では30名募集のところに51名が応募 ⇒ 30名が出願資格認定 ⇒ 全員合格 となっています。

また、応募した51名のうちで出願資格を得ることが出来なかった21名の中に一般に回って受験・合格を勝ち取った者も多かったそうです。ただ、今回の説明会では実際の具体的な人数は示していただけませんでした。

さてその一般の状況ですが、今年の志願者数(一般)は249名。昨年348名・一昨年404名とかなり減ってきているのが気になるところです。

来年2012年度入試に向けて大きな変更点が1つあります。これまで2日間入試だったところを、5教科を1日で実施することになります。これでかなり負担感が減って受験しやすくなりますので、来年は受験者数が増える予感がします。