明星中が2012年度入学者より大きく教育内容を変更されることと、それに伴い入試段階で2コースでの募集に変更されることが明らかになりました。
まずは、コース制導入について触れてまいります。2012年度からの2つのコース名は次の通りとなっています。
特進コース
英数コース
それぞれのコースのカリキュラム案については次の表の通りとなっています。
特徴点の1つ目として、特進コースにのみ「特別補習」というものが各学年で2コマ設けられている点が挙げられます。全員参加の特別補習を毎週2時間実施することにより、最難関国公立大学へ向けた学習面の対応をすることになっているそうです。
英数コースのカリキュラムを見ますと、総時間数が37となっており、上の段の特進と変わらない数字になっています。特進は「特別補習」で2時間確保している分、英数に関しては英語と数学が特進よりも1時間ずつ多く授業時間が確保されています。
また、これらの2つのコースでは毎週37時間もの授業が展開されるわけですが、さすがに土曜日休みの「週5日制」では対応できません。よって、明星中は2012年度より「週6日制」とされることも決まっています。この決定は受験生・保護者にとってとても大きなものではないでしょうか。
2コース制導入に伴って、それぞれのコースの募集人員等が大変気になります。
2012年度入試要項についても発表になっています。以下にまとめました。
コースごとの募集人数はご覧の通りとなっています。これまでの募集人数270名が特進180名・英数90名に分けられました。
入試日はこれまで通り、土曜日と日曜日の連続日程ですが、2回目の入試となる15日(日)については上位コースとなる特進のみの募集となっている点が注意点です。
入試科目・配点・時間についてもこれまで通りの設定となっています。
学校改革に着手した明星中、今後の人気動向に注目です。