四條畷学園中高 外部高校合格実績がすごい

2011年7月28日 木曜日

四條畷学園中高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

四條畷学園中高

まずは中学校からご紹介します。

今年で設置2年目を迎えた6年一貫コース(2クラス)、外部高校を受験することが可能な3年コースの位置づけとなる英数発展コース(1クラス)と英数コース(3クラス)、合計3つのコースがあります。

6年一貫では中1は7時まで、中2・3年は8時まで自習室での学習が可能となっており、クラブ終了後でも自学習の機会を持てるように配慮されています。加えて年間250日、中1・2は週38時間、中3は週40時間というハードさ。なお、このコースは「選抜クラス」と「進学クラス」の2クラスに分割されるのですが、行き先は入試得点によって決定されることになっています。

3年コースの位置づけとなっている2つのコース、英数と英数発展。英数は全学年とも週37時間の授業時間数で、英数発展は中1・2で週38時間、中3は週40時間となっており、特に英数はクラブ活動を頑張りたい子向けに設定されているのが特徴です。

この英数・英数発展の2コースにいる生徒たちは外部の国公立・私立高を受験することになります。今年の主な合格実績は次のようになっています。

公立高:四條畷高13、大手前高10、東高7、寝屋川3 など
私立高:大阪桐蔭高13、関西大学系12、同志社系7 など

地元の公立トップ校である四條畷高は2年連続で2ケタ、第2学区トップの大手前にも今年2ケタを通しているなど、公立難関校に非常に強いようです。ちなみに、国立・公立高を受験するのは英数発展の子が多く、大学附属系などの私立高を受験するのは英数の子が多い様です。

「地元の公立中に進学するのはイヤなので中学は私立でいいのだが、高校は公立高に行きたい」というご家庭にとっては四條畷学園中は最適な選択肢になることでしょう。

続いて、高校についてです。

コースは次の3つです。
①総合コース
女子のみ総合クラス(2年次より総合標準クラスと総合文理コースに分割)、吹奏楽クラス、情報クラス(男子は内部進学者及び水泳のトップアスリート限定)の3つから成る。
②保育コース
女子のみ、併設短大の保育学科で専門的に学ぶための基礎を勉強する。
③特進文理コース
発展的・系統的な学習で学力向上を目指す特進Sクラス、きめ細やかな指導で実力アップを狙う特進クラス、英語に特化した教育内容の特進国際APEXクラス、の3つに分かれる。

コースの中でも更に細分化されているので、将来の進路希望に合わせてムダなく学習していける、という印象です。

大学合格実績についても触れておかねばなりません。

今春は京都大2名を含む国公立大・難関私立大17名、四年制大206名、短大149名、という実績にだったそうです。学校全体で見ると、例年1/3が大学、1/3が併設大学・短大、残りは就職や専門学校への進学、となっているようです。

中学から外部の高校を受験する時の実績と比べると少々華やかさに欠ける気がするのが残念な所ではありますが、併設されている四條畷学園大や同短期大への進学を確保しながら、吹奏楽などに打ち込める楽しい高校生活を送ることが出来る点は魅力的でしょうか。

JR学研都市線の四条畷駅から歩いて1分(!)という、これ以上駅に近い学校はないだろう、という好立地であることもこの学校の魅力です。