関関同立 秋時点の模試偏差値一覧④ ~立命館大 編~

2011年12月21日 水曜日

関関同立 秋時点の模試偏差値一覧① ~関西学院大 編~
関関同立 秋時点の模試偏差値一覧② ~関西大 編~
関関同立 秋時点の模試偏差値一覧② ~同志社大 編~

に続くエントリーです。各社の模擬試験において、関関同立4大学の全学部がどのような評価となっているのか?それを基にして狙い目学部はどこなのか?について考察するシリーズです。

4回目、最終回のエントリーとなる今回は、いよいよ立命館大についてです。

立命館大は他大学と異なり理系学部の種類が多いこともありますので、理系についてもしっかりと解説したいと思います。以下の表をご覧ください(画像をクリックすると拡大します)。

立命館大

※作成には万全を期していますが、偏差値等は各HP・書籍等で必ずご確認下さい

文系ではやはり国際関係学部のレベルの高さが一際目立っています。また、法学部と文学部はほぼ同程度、立命館大の中でも高めの難易度となっています。

一方で、文系学部の中で最も評価として低いのが政策科学部です。前述の法学部と学習内容が似ていることもあり、人気を二分、というか法学部よりも低い評価となってしまうところは仕方がないと思います。

しかしながら「法学部レベルには届いていないけど、法律関連の勉強がしたい」という受験生ならば、政策科学部はオススメです。ぜひ一度ご一考下さい。

さて、理系学部は表の下から4つ分となります。同志社大と同じ2008年度に設置をした生命科学部、関関同立では唯一となる薬学部が特に目を引きます。

その2つの学部は、文系も含めた立命館大全体で見ても非常に高いレベルにあることがわかります。特に、薬学部のレベルの高さは驚きです。どの模擬試験においても高いランクとなっています。

その反面、理系学部の中では情報理工学部の難易度が非常に手ごろになっています。過日に関西大編でご紹介した、関西大の理系3学部の下限の偏差値とほぼ同等となっています。

つまり、関西大の理系学部に合格出来る(出来そう)な力がある受験生ならば、立命館大の情報理工学部は充分合格圏内にある、ということになります。

キャンパスの立地などでの好き・嫌いがあるとは思いますが、入試日程さえ合うようならば是非ともチャレンジしてほしい所です。

全4回でお送りしてきました、関関同立 秋時点の模試偏差値。今後の出願先決定などに役立てて下さい。