女子の憧れ キャビンアテンダント採用数ランキング

2012年1月17日 火曜日

毎年のことですが、年末年始のテレビは特番一色となります。この年末年始も例外ではなく、各局とも様々な番組を編成して視聴率獲得合戦を繰り広げていました。中でも特に12月31日の夜は、NHKの紅白歌合戦を筆頭としてどの局でも非常に長い番組が組まれていました。

今回の紅白歌合戦の裏番組の中で、「笑ってはいけない空港24時」なる番組がありました。お笑い芸人さん5人がキャビンアテンダントに扮し、空港を舞台に襲いかかる数々の笑いのワナに対して笑わずに1日を過ごす、というものです。

番組の中身はさておき、テレビを見ている間にこの「キャビンアテンダント」について調べてみたいことが出てきましたので、早速調査してみました。

それは、「どの大学がたくさんキャビンアテンダントを輩出しているのだろう?」ということです。

調べてみました所、次のようなデータが見つかりました(画像をクリックすると拡大します)。

キャビンアテンダント採用数

関西外国語大と青山学院大、この2校の実績がダントツで高いことが分かります。

また、並んでいる大学名を見ていますと、首都圏の大学に偏っているということも無く、関関同立・京都外国語大・甲南大といった近畿地区の大学も数多く顔を出しています。名古屋外国語大や金城学院大といった中部地区の大学もランクインしています。

また、日本女子大・フェリス女学院大・同志社女子大といった女子大の健闘も目を引きます。

もう1つ気付いたのが、いわゆる「偏差値の高い大学」の採用者数が必ずしも多いというわけではない、という点です。

具体的に見てみましょう。1位関西外国語大の下には4位同志社大、5位関西学院大、9位立命館大、21位関西大と関関同立が並んでいます。また、21位の関西大よりも高い順位の所には京都外国語大がランクインしているなど、入学時に必要となるレベルと採用実績が必ずしも比例していない所が多々見受けられます。

ちなみに、関西外国語大が航空業界の就職に強い様子は過日のエントリー「関西外国語大 航空業界就職に強い」でご紹介していますので、合わせてお読みください。

大学名というよりも、採用されたいと願う女子学生本人のパーソナリティーが合否に関係してくるのだと思います。そして、採用者数が多い大学の中には、キャビンアテンダント採用に向けて様々な授業や講習を組んでくれている所もあります。そういった大学に入れば、学生のパーソナリティーをよりキャビンアテンダント向きへと変えてくれる機会が多いことでしょう。

将来航空業界で働きたい女子の方は、このランキングをぜひ参考にしてみて下さい。

ちなみに、キャビンアテンダントはいわゆる「和製英語」で、英語圏では「フライトアテンダント」もしくは「キャビンクルー」と呼ばれていますから、ご注意を。