梅花中 2013年度入試向け第1回説明会を開催

2012年2月15日 水曜日

過去にこちら「親和中 2013年度入試に向けて最速の説明会実施」やこちら「金蘭千里中 学校見学会 「金蘭千里みてきいて2012」開催」では、中学入試が終わって間もないこの時期に開催される(開催された)各校の説明会についてご紹介しました。

今回のエントリーでは、これらの学校に続いて梅花中も説明会を実施されることをお知らせいたします。詳しくは以下の通りです。

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梅花中 入試説明会

梅花中 入試説明会

日時:2月18日(土) 10:00~11:30
場所:梅花中
内容:礼拝、学校紹介、英語暗唱、学校見学、チアリーディング見学(希望者)

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おそらくたくさんの方が参加されることと思います。

近畿大 後期入試合格対策講座&説明会・相談会

2012年2月14日 火曜日

近畿大が一般入試の後期に向けて、受験生を対象とした合格対策講座&説明会・相談会を開催されます。

以下詳細などになります(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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近畿大 後期入試合格対策講座&説明会・相談会

近畿大 後期入試合格対策講座

日時:
2月25日(土)14:00~17:00 神戸会場(三宮研修センター8F)
2月26日(日)14:00~17:00 大阪北会場(梅田スカイビル10F アウラホール)
2月27日(月)14:00~17:00 本学会場(東大阪キャンパス11月ホール)
【本学会場限定】願書の持参受付実施

内容:
後期入試活用ナビ、英語対策講座、国語対策講座、数学対策講座、保護者説明会
個別相談、資料配布・資料閲覧コーナー

※万全を期していますが、詳細は必ず大学HPでご確認下さい

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当ブログでは頻繁に近畿大についてご紹介してきています。古いエントリーも含めて、近畿大の教育内容などがよくわかるものは以下の2つです。
近畿大 入試結果と建築学部(新設)情報
近畿大 着実に増える志願者数と女子比率

また、今年度の公募推薦入試終了時点での近畿大の動向をまとめたエントリーはこちらになります。
近畿大 今年は近年まれに見るチャンスの年!

今回行われる説明会の内容はもちろんですが、これらのエントリーも合わせて参考にしてください。

文系?理系? どっちが多くお給料をもらえる?①

2012年2月13日 月曜日

お金だけがすべてではありませんが、将来進むべき道を探している若者たちにとってはぜひとも知っておいて欲しいデータです。

1年程前のエントリーとなる以下3つでは、学歴が毎月のお給料・お給料の上がり幅、果ては退職金の額にまで大きく影響を与えることをご紹介し、一生涯の収入を大きく左右する要素であることをご紹介しました。

大学卒とその他学歴での給料・退職金の違い①
大学卒とその他学歴での給料・退職金の違い②
大学卒とその他学歴での給料・退職金の違い③

今回はこれらのエントリーの続編とでも言うべきものになりますでしょうか、高校時代に得意だった科目が何であるかによって大きく収入が変わる、というデータをご紹介したいと思います。

なお、このシリーズでご紹介するデータや分析に関しては、「高等学校における理科学習が就業に及ぼす影響-大卒就業者の所得データが示す証左-(独立行政法人 経済産業研究所)」で発表されたものに基づいています。

データの分量が多いので、今回と次回の2回のエントリーに分けてご紹介してまいります。

まずは、大学就業者が高校時代英語・国語・数学・理科・社会の5教科のうちどれが得意だったかを調査し、5つの教科に「特になし」を加えた6分類それぞれの平均所得を、グラフ内に示した3世代別で比較したものをご紹介します(画像をクリックすると拡大します)。

得意科目別 平均所得(3世代別)

グラフを見てみますと、3世代すべてで数学が得意な方の所得が最も高いことがわかります。数学に次いで理科が僅差に迫っています。高校時代に理系科目が得意だった方が、その後の人生でよりよい所得を得ているようです。

上のグラフではどうやら理系が有利そうな感じがしてきましたが、では、もっと大きなくくりである「文系」「理系」で平均所得の差がどれぐらいあるのか、を見てみましょう。次のデータは、今回のこの調査に協力してくれた方全員である約1万人の平均所得と、文系と理系それぞれに分けた平均所得を示しています。

有所得者1万人の平均所得

有所得者約1万人の平均所得は552万円。そのうち、理系出身者は637万円、文系出身者は510万円で、理系は文系より実に127万円も多い所得になっていることがわかります。

文系と理系でここまではっきりとした差が出てしまっており、これにはちょっとした驚きがあります。

ここまで見てきた分で言いますと「理系は圧倒的に高所得!」ということになりますが、理系の方の中で高校時代に理科4科目のうちどれが得意だったか、でまた平均所得が大きく変わるようです。次回のエントリーでは、その点にスポットを当てて詳しくご紹介したいと思います。

2013年度私立中学・高校入試 日程

2012年2月10日 金曜日

今日は大阪・兵庫・京都各府県において私立高校入試が行われています。受験生の皆さんはこれまで蓄えてきた力を思う存分発揮していることでしょう。頑張れ!

さて、現在小学校5年生及び中学校2年生の皆さんがそれぞれ私立中学・私立高校を受験することになる日程が決まっています。

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私立中学入試統一解禁日
2013年1月19日(土)

私立高校入試
大阪府・京都府・兵庫県 2013年2月9日(土)
奈良県 2013年2月5日(火)
和歌山県 2013年2月2日(土)
滋賀県 2013年2月4日(月)または5日(火)

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丸一年後に迫った私立中高入試。残された時間はどの受験生も同じ。早くから残された時間を有効に使えるよう、勉強するクセを普段の生活に根付かせておくべきでしょう。

「まだ1年後」と思っていても、時間は確実に、それも思っているよりも速く過ぎていきます。

さあ、受験までの残された日々を有効に使うためにも、今出来ることからすぐ始めていきましょう。

開成教育グループ 各教室では、これから受験に向けて頑張ろうとする皆さんを応援しています。ぜひ、お近くの教室へお越し下さい。

2012年度京阪神私立高 出願状況

2012年2月9日 木曜日

京阪神の私立高入試がいよいよ明日行われます。受験生の皆さん、準備はいかがでしょうか?

今回のエントリーでは、府県別に私立高入試の全体像をつかもうと思います。まずは、下の表で今年を含む4年分の私立高の倍率をご紹介します。

京阪神地区私立高 出願状況

3府県ともに昨年から大きく倍率を上げています。大阪府と京都府に関してはいわゆる「私立無償化」の政策が実施されているので、私立高に人気が集まるのはわかります。一方でそういった無償化政策が大々的に行われていない兵庫県も2年前の水準まで戻してきています。ここにきて私立高の良さが改めて見直されてきている証ではないでしょうか。

以下、各府県の出願状況についての詳細です。

大阪府
92校2万1567人の外部募集に対し、専願と併願を合わせて計7万5513人(前年度比1449人増)が志願。平均倍率は3.50倍(同0.05ポイント増)で記録の残る1991年以降で最高となったものの、専願率は26.54%(同0.48ポイント減)と前年度を下回った。競争率の最も高い学校は、男子校では興国高(4.49倍)、女子校では大阪成蹊女子高(4.02倍)、共学では追手門学院高(8.33倍)。コース別では近畿大学附属高(スーパー文理コース)の36.08倍。

兵庫県
42校の総定員9908人に対し、3万4925人が出願。平均倍率は3.52倍(昨年同期3.45倍)。最も倍率が高かったのは須磨学園高 Ⅲ類理数で31.58倍。そのほか、滝川第二高 特進L(18.93倍)、雲雀丘学園高 選抜特進(17.20倍)、須磨学園高 Ⅲ類英数(15.00倍)、滝川第二高 スーパー特進L(14.43倍)と続いた。2012年度、男子校から共学になる三田学園高は1.50倍。

京都府
全日制37校で外部募集があり、募集人員計7233人(前年度比155人減)に対し、2万5212人(同1143人増)が出願。平均競争倍率は前年度より0.2ポイント増の3.5倍。倍率が高かったのは、京都橘高 国公立特進(S)コース(20.2倍)、京都学園高 特進BASICコース(9.7倍)など。

金蘭千里中 学校見学会 「金蘭千里みてきいて2012」開催

2012年2月8日 水曜日

金蘭千里中も2013年度入試に向けて早くも動き出します。

金蘭千里中が来る2月25日(土)に、2013年度入試向けのものとしては第1回目の説明会となる「金蘭千里みてきいて2012」を開催されます。

先日、こちらのエントリー「親和中 2013年度入試に向けて最速の説明会実施」では、中学入試の余韻が冷めやらぬ1月末に早くも実施された説明会についてレポートしました。親和中の説明会開催は早過ぎるぐらいですが、金蘭千里中は昨年に引き続いて2月末という早い時期に説明会を開催されています。

その説明会の詳細は以下の通りとなっています。

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金蘭千里中 みてきいて2011

金蘭千里中みてきいて2012

日程:2012年2月25日(土)
時間:
10:30~12:15 授業見学、校舎見学(随時見学可)
13:00~14:00 学校紹介、音楽部・美術部紹介、在校生スピーチ
(10:30~12:30 食堂利用可、ただし食数に限りあり)

*事前予約は不要です。
*自家用車でのご来校はご遠慮下さい。

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この説明会は一昨年から実施開始となったものです。昨年・一昨年ともに非常に多くの受験生・保護者が来校されたようです。

実施時期が非常に早いということもありますので、次年度(2013年度)入試に向けた新しい情報をお伝えする、というよりは、授業・校舎見学や学校紹介といった「学校を知ってもらう」ということにスポットを当てた内容になっているのが特徴です。

学校選びをまだゆっくりと行えるこの時期、ぜひともご参加ください。

なお、当ブログで過去に金蘭千里中高についてご紹介したエントリーの中で、学校の様子をお知りいただけるものは以下の2つになります。

金蘭千里中高 驚異の大学合格実績
金蘭千里中高 20分テスト

合わせてご一読下さい。

四條畷高 文理学科1期生の文系・理系選択状況

2012年2月7日 火曜日

主催された学校の先生方もビックリ仰天の参加者数だったようです。

四條畷高が中1・2生を対象として実施された説明会にお邪魔してきました。校内見学で撮影してきた数枚の写真とともに、説明会の様子をご紹介してまいります。

四條畷高①

今回の説明会は中1・2が対象のもので、当初は300名程度の参加者数を想定されていたところ、申し込み締め切り時点で700名以上の参加希望があったそうです。これは、昨年の説明会参加者数と比べて大体200名ほど多い数なのだそうです。

また、通常であれば締切以降も参加のお願いがあった場合も受理されているそうなのですが、今回は断らざるを得ない状況になったようです。ちなみに、お断りせざるを得なかった数というのが実に100名ほどだったようですから、これまた驚きです。

四條畷高②

今年から設置されています文理学科ですが、普通科との違いについてよく質問を受けるそうで、今回の説明会でもその点から先ず初めに解説下さいました。

普通科では「外国語(英語)」「理科」「数学」と表記している教科は、文理学科では専門教科として「英語」と「理数」として設定されています。特に英語では「ディベート」「英語での発表」などがあるなど、文理学科ではより一歩深めた内容を学ぶ、という点が特徴です。

ただし、普通科の外国語(英語)と文理学科の英語、普通科の理科・数学と文理学科の理数の時間数は同じとなっており、進むスピード自体は変わらないそうです。

文理学科では文系・理系の選択となる「文科」「理科」分けが2年次から行われることになります。すでに昨年春に入学した文理学科1期生は来年から文科1クラス・理科2クラス・文理混合1クラスという構成になることが決まっているようです。

同じく昨年春に入学した普通科5クラスの生徒たちについても、文系・理系分けは1年次秋ごろから開始しているようです。現在、文系2クラス・理系2クラス・文理混合1クラスの構成となっているそうです。ちなみに、例年であれば文系2・理系3というクラス構成になるそうです。

文理学科も普通科も、文理分けについては生徒の希望通りに行われるとのことです。高校に入学してすぐから自分の進路を考えたり、文系・理系に関する情報を集めたりしないといけませんから、かなりせわしない文系・理系の選択になると思います。中学生の皆さんも、今から徐々に考えをめぐらせておくべきではないでしょうか?

四條畷高③

大学合格実績についてですが、こちらは昨年春のデータとなっている点、ご注意ください。

2011年度実績では、国公立大209名(うち京阪神69名)となっており、国公立大が200名を超えたのは久々のことだそうです。また、数こそ不明ですが、説明によると京阪神合計の受験者数が最も多いそうです。

ちなみに京阪神といえば、校内見学の際に進路ご担当の先生が教えて下さったことをご紹介しておきます。現在「探偵!ナイトスクープ(朝日放送)」の3代目秘書を務めておられる、バイオリニストの松尾依里佳さんはこちら四條畷高の卒業生で、京都大へ進学されています。四條畷高ご出身の方で最も有名な方の1人でしょうね。

さて、2011年度大学合格実績にまつわる各種データは次の通りとなっています。合わせてご紹介しておきます。

・大学入試センター試験現役受験率 95%
・大学入試センター試験現役得点率 70%
・国公立大現役合格者数 108名(ということは101名が浪人となる)
・京阪神大現役合格者数 40名(ということは29名が浪人となる)

最後に、学習面などの取り組みについてもご紹介します。

自習室は20時まで開放されており、冷暖房完備ということもあって人気が高いことから、最近になって第二自習室も作られたそうです。

また、土曜講習は全員参加とされており、高1は英国数、高2・3になると5教科すべてが対象となるなど、手厚いフォローが用意されています。

生徒にばかり学習を課すのではなく、先生方も研鑚されておられるのも特徴です。四條畷高の先生方は、例えば東大寺学園に出向いて教科研究のことを聞かれたり、膳所高に出向いて公立高の成功例としての学校運営のやり方を聞いてきたり、天王寺高の先生をお招きして長年に渡って理数・普通の2学科を併置してきたノウハウを分けてもらったりと、非常に学習意欲が高いようです。

進学指導特色校10校のうちの1校、四條畷高の近況でした。

親和中 2013年度入試に向けて最速の説明会実施

2012年2月6日 月曜日

これほど早い時期から次年度入試に向けて説明会を実施された学校はかつて存在したでしょうか?

親和中の入試報告会にお邪魔してきました。

親和中 入試報告会

1月14日(土)に始まった近畿地区の中学入試ですが、そこから2週間も経たないうちに次年度に向けての説明会を開催された形です。今回は、先だって実施されたばかりの2012年度入試に関する報告がメイン、という説明会でした。

親和中は今年度入試より前期・後期Ⅰ・後期Ⅱの3回の入試回数の構成となっており、今春より後期Ⅱが新設されています。そんなところも含めていろいろな情報をいただきました。

まずは、入試結果に関するご報告です。

前期ですが、240名に合格を出したいと思われていたところ、208名の合格者数に終わっています。受験者数自体はもう少しいたようですが、各教科の正答率50%程度と設定されている「合格ライン」に到達していない受験生については「基本事項の定着については厳しい」と判断し、不合格とされたようです。

入試直前の新聞紙上における倍率発表において「兵庫県下で倍率が高い所」と報道された後期ですが、表面倍率は後期Ⅰが13.10倍で県下3位、後期Ⅱは22.00倍で県下トップ、という高い倍率でした。

後期Ⅰは前期とのW出願が130名程度いた様子です。また、国算2科目での受験が可能になったことから、出題難易度自体は前期と同じであるにも関わらず、前期よりも各科目の平均点が高くなっているのも特徴です。よって、親和中は第二志望以下と考えて後期Ⅰで受験した方たちは、結構苦しい戦いだったかもしれません。

後期Ⅱは第一志望として他校を14日に受験し、良い縁をもらえなかった受験生が多く集まったそうです。ただ、具体的な併願先などについての説明がなく、この点については残念に思いました。

入試科目の講評として、算数と国語それぞれのご担当の先生がお話下さいました。以下、箇条書きで要点をご紹介します。

算数
・前期では、例年通り基本問題は出来ているものの、それ以降の問題で差がついている。
・大問1は四則計算が出来ているかを見るもので正答率は100%に近いが、前期の大問3は正答率が低かった。
・後期は応用問題部分で大きく差がついている。特に後期Ⅰの大問2の?は問題文にひっかけられた受験生が多かったそう。

国語
・漢字の問題は学習漢字から逸脱せず、ここ数年難しいものは出していない。
・出典は以下の通り。
 前期  説明 井上ひさし「日本語教室」、小説 太宰治「角力」
 後期Ⅰ 説明 山口次郎「政治の仕組みがわかる本」、小説 まはら三桃「鉄のしぶきがはねる」
 後期Ⅱ 説明 幸田文「壁土」、小説 粕谷知世「ひなのころ」
・最近は小学生にもとっつきやすいようなやさしいものもたくさん出ているので、新書レベルには慣れておいて欲しい、とのこと。
・過去に取り上げていない作家であっても良い作品であれば取り上げるので、どんな文章が出ても読めるようにしておいてほしい。
・たくさん本を読むことで文章を読むスピードをつけておいてほしい。
・記述を重視しているので、考えていることを文字に表す練習もしておいてほしい。

大阪府高校入試 2012年度第2回進路希望調査結果④

2012年2月3日 金曜日

大阪府高校入試 2012年度第2回進路希望調査結果①
大阪府高校入試 2012年度第2回進路希望調査結果②
大阪府高校入試 2012年度第2回進路希望調査結果③
に続くエントリーです。去る1月21日(土)付の新聞各紙に、大阪府内の公立中学卒業見込み者を対象にした第2回進路希望調査(1月16日現在)の結果が掲載されたのを受け、4回のエントリーに分けてこの進路希望調査結果について詳しく見ていくシリーズです。大阪府内の高校受験生たちの今後の受験校選び、受験に向けての心構えに役立てて欲しいと思います。

最終回となる今回は、前回のエントリーでご紹介した公立高前期選抜で募集される主要な学科・コースの各校それぞれの倍率について、以下3枚の画像にわけてご紹介します。

公立高前期 学校別①

まずは文理学科と理数科です。

文理学科では豊中高・四條畷高・高津高・生野高・岸和田高の5校が大きく倍率を下げています。ですが、反対に大手前高・三国丘高が大きく倍率を上げていたり、茨木高と天王寺高が倍率を維持していたりと、文理学科の中でも合格に必要なレベルが10校の中でも高めになっている各校が高倍率となっています。よって、こういった学校から倍率を下げた5校に流れる可能性が十二分にあります。

理数科は両校とも大きく倍率を上げています。昨年春の入試では、文理学科10校に比べると手ごろな倍率で済んだ理数科の2校ですから、文理学科から志望先を変更してくる予定の受験生が多くいてもおかしくはないでしょう。

公立高前期 学校別②

続いては総合科学科・国際文化科・国際教養科の各校です。

総合科学科では千里高が大きく倍率を下げています。さすがに昨年春の入試での高倍率を嫌う受験生が多く出ているのでしょう。反対に、泉北高は狙い目と見られているのか、倍率が上昇しています。

国際文化科と国際教養科はほぼ全校で倍率が上昇しています。特に枚方高と佐野高の上がり方は要注意です。

公立高前期 学校別③

最後は単位制と総合学科についてです。

単位制では4校中長吉高を除いた3校が倍率を下げています。

総合学科は学校間で倍率の上下にムラがあります。特に倍率を上げているのが今宮高・枚岡樟風高・松原高、反対に大きく倍率を下げている所が多くなっており、柴島高・千里青雲高・芦間高・八尾北高・貝塚高・扇町総合高・咲くやこの花高あたりです。

総合学科は学校の数が多い分、受験生が簡単に志望校を変えることができます。よって、現時点のこのデータを見て出願までの間に大きく受験生が動くことが考えられます。ご注意ください。

4回のエントリーに分けてご紹介をしてきました第2回進路希望調査結果、いかがでしたでしょうか?今後の出願の参考になれば幸いです。

丁寧な言葉ではきはきと 高校入試における面接のポイント

2012年2月2日 木曜日

高校入試もとうとう開始が近づいており、受験生の皆さんは不安な毎日をお過ごしのことと思います。

学習面の対策は当然進めていることと思いますが、面接が課される高校を受ける受験生の皆さんは面接対策も意識してほしいと思います。

実は、昨年末のことですが、朝日中学生ウイークリーさんから高校入試における面接のことについて取材を受け、その時の内容が紙面に掲載されました。その時の内容が受験生の皆さんの参考になれば、と思い、ここに紙面を転載したいと思います。

なお、画像の一部を消していますが、内容には何ら影響はありませんのでご安心下さい(画像をクリックすると拡大します)。

面接対策

いくつかポイントになるようなことも書いて下さっていますので、高校受験生の皆さんには一度読んでおいてもらえたら、と思います。