近畿大 2012年度後期入試に向けて

2012年3月5日 月曜日

近畿大の後期入試向け説明会に参加してきました。

近畿大①

近畿大 東大阪キャンパス内にある11月ホールで実施されたこの説明会ですが、大変たくさんの受験生・保護者の方がお見えでした。

近畿大②

公募推薦・一般前期A日程・一般前期B日程の各学部・文系理系別の志願動向を表で配ってもらいましたが、特に文系学部はどの学部・入試方式でも軒並み志願者数減少となっていました。後期入試では文系学部は全般的に狙い目になると思われますが、特に減少が目立つのが法・文芸・総合社会といった所です。

反対に、大学全体の志願者減少にもかかわらず理系学部は人気を維持or昨年以上の人気を得ている所があるなど、元気の良さが印象的です。そんな中、理系では農学部が昨年よりも大きく志願者数を減らしているので、狙い目として挙げられます。

さて、近畿大の後期入試ですが、昨年の各種入試及び総合計の合格者数は以下の通りとなっています。

一般後期 募集定員507名 合格者数1520名
C方式後期 募集定員163名 合格者数409名
PC方式後期 募集定員98名 合格者数402名
合計 募集定員768名 合格者数2331名

後期で2000名規模の合格者数を出している大学は全国にもそうそうないのではないでしょうか?これだけ見ても、近畿大には大きなチャンスが眠っていることがわかります。

近畿大③

合格最低点のお話です。

昨年の一般後期の合格最低点は文系では79~65%、理系で78~58%の中での分布となっています。合格最低点の差が大きいのには推薦・一般前期での手続き者数が大きくからんでおり、昨年特に合格者数を絞りたいところは高く、反対に入学者数がもっと欲しいところは我慢してラインを低くして合格をだしていた、ということになります。よって、この合格最低点が今年もそのまま当てはまることにはなりませんが、参考までにご紹介しておきました。

入試科目数ですが、おおざっぱに言って以下のような形となっています。

一般後期 「3科目受験⇒高得点2科目で判定」の形がスタンダード
C方式 センター高得点2科目を200点に換算して判定
PC後期 一般後期3科目の中から高得点1科目+センター高得点1科目で判定。

この中では特にPC後期で「筆記で日本史+センター日本史」という同一科目での判定も可能になることから、大逆転が生まれる可能性が高くなっています。

近畿大を目指す皆さん。最後まで頑張って下さい。