大阪青山大 管理栄養士国家試験合格率100%!

2012年6月8日 金曜日

大阪青山大の塾対象説明会にお邪魔してきました。

大阪青山大①

大阪青山大は、健康科学部1学部内に健康栄養学科と健康こども学科の2学科があります。

健康栄養学科は管理栄養士養成課程となっており、食と健康の基本を一から学べる基礎科目から、高度な実験・演習に取り組む専門科目まで段階的な学びで確かな実力を身に付けさせ、健康や栄養に関する科学的知識と食の豊かさを切り離さず、人々の心と体を満たす栄養と食のスペシャリストを目指す内容となっています。

その健康栄養学科からの今春の管理栄養士国家試験の合格率が100%(受験者31名全員合格)となっています。昨年は受験者40名中合格がわずか18名で合格率45%だったことを考えると、飛躍的な上昇となっています。

今年の国家試験に向けては、学生に2回生~4回生の長期間にわたっていくつものハードルを設け、それを確実に飛んでもらった学生が確実に受験・合格に結びついた様子です。

もう一つの学科である健康こども学科は、保健・心理・芸術・福祉・体育・食育の6つが大きな学びの柱となっており、子どもの心を満たせるプロを目指す内容となっています。ちなみに、2013年より学科名を「子ども教育学科」に変更することを予定されておられます。

今回の説明会はホテル等の外部の施設でのご実施ではなく、大学内をいろいろご案内いただいて授業の様子を拝見できる形式でした。いくつか写真をご紹介します。

大阪青山大②

こちらの写真は、すずきを使った調理学実習の様子です。先生が各班を回って、さばくのに困っている学生にやさしくアドバイスをされていました。

大阪青山大③

続いては、健康こども学科の授業である「教育原理」を学生が受講している様子です。この日は古代ギリシャ・古代ローマ・中世の教育に関する講義で、学生が少しでも興味を持ってくれるように写真や絵図などのビジュアルを使って授業をされていました。

大阪青山大④

こちらは幼児音楽に関する授業の様子です。この日は、幼児の使うリズム楽器を用いて指導法や活用法を学ぶものでした。

このように、座学だけでなく実習を豊富に用意しており、大学卒業後には各分野の専門の職業人を育成することを目指しておられます。

今春の大学全体の就職率は92.6%となりました。特徴的なのは、就職した方々の行き先を職種別に見ると管理栄養士が33%で最も多く、次いで保育士の25%となっており、各学科の特色がそのまま職業に直結していることが顕著である点です。

管理栄養士、またはそれ以外でも食の方面の進路を考えている方。あるいは、幼稚園・保育園・小学校の先生といった子どもへの教育に関心がある方。こういった方が4年間頑張れば確実に進路が開ける大学だと思います。