大阪薫英女学院中高の塾対象説明会い行ってまいりました。
教育内容のご紹介です。
中学入学生ですが、中1・2時点では単一コース、中3より1年間のニュージーランド留学が課されるS国際、長期(1年)の留学をせずに5教科を重視した教育が行われるS特進、自らの進路に向かいじっくり学習を深める一貫進学の3つに分かれることになります。
高校入学生に関しては入学時点でコースを選ぶことになります。そのコース設定は以下の通りとなっています。
国際科
スーパーアドバンスト(SA) スーパーイングリッシュ(SE)
普通科
文理特進 理系特進を更に発展 英語進学 NZに短期留学(希望制)
総合進学(多様な進路実現) スポーツ・特技(トップアスリートへ)
薫英と言えば「英語」ですが、英語教育については「話せるために」「大学受験につながる」という2つの視点を重視されており、特にオーラルコミュニケーションの授業、修学旅行・各種研修プログラム・留学、その他にも日常生活においても「英語を学ぶって楽しい」と思うような仕掛けを多数用意されているのが特徴です。
「薫英って英語が出来ないとしんどい」というイメージがあるかもしれませんが、楽しく英語が学べる環境になっています。
さて、本題の大学合格実績についてです。
残念なことに、関関同立の合格実績が昨年よりダウンしていますが、その原因としては「①関関同立 受験実人数の減少(昨年132名⇒今年97名、27%減)」「②受験総数の減少(昨年518名⇒今年441名、15%減)」の2つを挙げておられました。
しかし、その一方で看護学部の進学者数が昨年13名⇒今年14名、薬学部進学者数も昨年は学部別進学者数ベスト10の圏外だったところが今年11名と大きく増えているなど、関関同立以外の大学合格実績、特に女子に人気のいわゆる「資格系」で実績が上昇しています。
2013年度入試についてです。
中学入試では日程で変更があります。B日程2次(日曜日午後入試)を廃止し、その分をA日程2次(初日午後、2科)を新設されています。
その他の変更点はありません。
2科・3科・4科選択の入試とされていますが、3科・4科の受験生は2科の点数も算出して得点の高い方で判定してくれることになっています。また、3科入試は「算国英」という変則的なものとなっています。英語が得意な受験生はこの入試を一度検討されてみてはどうでしょうか?
もっと英語が得意で、英検3級以上を持っている受験生には推薦入試をオススメします(実施はA日程専願に限る)。当日試験は作文(昨年は6~800字)と面接のみとなっていますので、受験生の負担も軽いものとなっています。
高校入試では大きな変更点が2つ出ています。
①理系特進コースを文理特進コースを名称を変更し、理系だけでなく文系でも国公立・難関私立を目指すものとする。
②従来の5科入試に加えて、3科入試も選択可能に。
②についてですが、スポーツ・特技コースに関しては従来通り3科での入試となります。
また、高校入試では奨学生制度が充実しています。国際科対象のもの、文理特進コース対象のもの、英語進学及び総合進学コース対象のもの、それぞれで条件や金額が異なります。ご興味がある方は大阪薫英女学院高にお問い合わせください。