箕面学園高 私立では珍しい普通科総合選択制

2012年11月7日 水曜日

箕面学園高の塾対象説明会に行ってきました。

教育内容のご紹介です。

2010年度より、私立高では珍しい「普通科総合選択制」に移行されています。特徴としては、たくさんの専門分野科目から自分で選択して自分だけの時間割を作成可能である、という点が挙げられます。

2年次より以下4つのエリアから1つを選択することになります。カッコ内に各学年のエリア選択状況を合わせてご紹介します。

①アドバンス(高2 38% 高3 35%) 大学進学を目指す生徒向けの領域
②アスリート(高2 20% 高3 21%) スポーツ・健康に関する領域
③キンダー&ウェルフェアー(高2 10% 高3 10%) 幼児教育・介護福祉に関する領域
④キャリアアップ(高2 32% 高3 34%) 職業観確立支援領域

その他の特徴点を以下箇条書きでご紹介します。

・1クラス30名の少人数編成としており、英語・数学では複数教員による授業を展開し基礎学力の伸長を図っている。
・1年次は基礎学力をしっかり身につけながら理想とする生き方や職業についての意識を高めることを目的とし、一部の選択授業を除き学年全体で共通のカリキュラムとなる。
・7限目は「チャレンジ講座」と銘打たれ、大学進学向け・基礎学力養成・小論文対策・幼児や介護の講座・検定補習・就職対策・公務員対策といった授業が用意されている。

高校卒業後の進路についてです。

卒業生の約7割が大学・短大・専門学校へ進学しています。

指定校推薦枠としては71校分を有しておられ、学内での希望者間の競合はほとんどないとのことです。また、大阪学院大とは「協定校」の関係にあるようで、当面は15名の推薦枠ながら「学内で推薦を受けた者は全員合格」「入学金無料」「授業料は一律10万円引き(成績次第では更なる減額も可能)」といった特典があります。

2013年度入試に向けた情報です。

210名(7クラス)募集となっています。ちなみに今春は251名が入学となり、8クラスで運営されておられます。

専願・併願ともに面接があり、受験生5名のグループ面接で15分間。面接を重視しているとのことなので、受験生は注意が必要です。

当日は大体専願30%・併願40%の得点率が合格の目安となるラインになります。

一般的な入試とはまた別に、一芸一能推薦入試を実施されておられます。詳細な出願資格が設定されていますので、ご関心がある方は箕面学園高にお尋ねください。なお、専願受験者のみ対象となりますのでご注意を。

受験・入学生の状況についてご紹介いただいています。豊能地区からの受験・入学は全体の1/3を占めていますが、意外に多いのが兵庫県からの受験・入学で、こちらも全体の1/3を占め、尼崎・西宮といった遠回りになる地域からも入学者が出ているのが意外です。