6月中の毎週土曜日に更新をする5回シリーズとして今春の中学入試結果についてお送りをしています。これまでは・・・
「2013年度中学入試 結果分析① ~府県別受験率~」
「2013年度中学入試 結果分析② ~午後入試の台頭~」
「2013年度中学入試 結果分析③ ~大学附属校の人気動向~」
「2013年度中学入試 結果分析④ ~評価されている学校~」
の4つのエントリーで、2013年度の近畿地区中学入試の動向について検証してまいりました。
今回のエントリーで当シリーズ最後となります。今回は、2013年度近畿地区中学入試の結果を受けてこれまでご紹介してきました内容をまとめ、次年度である2014年度入試につなげたいと思います。
これまでご紹介してきました内容を文字にして端的にまとめますと、以下の4つに集約されるでしょうか。
特に③に関してですが、あちこちの学校から「午後入試をやろうと思っている」というお話を聞いていますし、その位置取りの選択肢として「初日午後」というものが最有力候補として検討されている所が多い、ということも耳にしています。
④に関しては、やはり今春の大学合格実績を見て受験生(特に保護者)が動きますので、今後教育関連雑誌や週刊誌等で今春大学合格実績についてのさらなる詳しい分析やデータが出てくると、その内容が少しずつ影響を与えてくるものと思います。
次年度の中学入試では、今回ご紹介した以外に新しい「動き」が生まれますでしょうか。