神戸女子大 「勧められる大学」で近畿地区私立女子大1位

2013年8月29日 木曜日

神戸女子大の高校・予備校対象説明会に行ってきました。

当ブログでは初めてご紹介する大学です。

大学の概要を、以下箇条書きでご紹介します。

・4,000名ほどの定員に対し4,207名が在籍。
・関西の女子大で唯一、附属の高校を持たない大学。
・関西の女子大で科学研究費採択数は4番目に多い27件(上位は武庫川女子・京都女子・同志社女子)。
・留学者数は150名で、兵庫県では4番目に多い数(上位は学生数そのものが多い関西学院・甲南・武庫川女子)。英語英米文及び神戸国際教養学科在籍者が59%を占める一方で、その他の学科から41%も占めており、英語系学科以外からでも留学のチャンスはある。
・兵庫県:その他=49:51となっており、例として挙げられた関西の他女子大は74:26に比べてローカル色が薄いことを強調していた。
・朝日新聞社「大学ランキング」によると、退学率は非常に低く、丁寧な教育や支援制度のおかげであるとのこと。

後述する各種資格の合格率や就職率の高さもあり、大学通信調べ「先生や両親から勧められる大学」において近畿地区私立女子大で1位となっている、という、大変評価が高い大学です。

就職・資格関連です。こちらも箇条書きでご紹介します。

・管理栄養士国家試験合格率は93.5%、合格者数も138名と多い。
・社会福祉士合格率は28.1%(全国平均18.8%)で、関西の女子大で2番目となる高い率。
 ⇒ 一部福祉系大学よりも高い合格率となっている
・就職決定率は95.2%で、実質の就職率に関しては84.0%。
・教育学課の就職率は99.4%、その内の80%が小学校・幼児・保育の現場に就職を決めている。

今春2013年度入試の結果についてです。

全体では志願者177名(前年比2.4%)増となりましたが、2009年度から2013年度まで毎年一定の志願者数を集めている、堅実な入試となっている大学です。

その中でも家政学科では前年から116名増加するなど、一般入試で421名(前年比9.2%)増となった一方で、推薦入試では244名(昨年比9.2%)の減少となっています。特に推薦では英米で63名減、国際で14名減と語学系が不人気となっています。

ここ数年で併願校の顔ぶれや人数が変わり、上位校との併願者が増えているようです。その結果、各学科の模試レベルが直近で最も低かった2008年度からかなり上がっている、という事実もあります。

来年2014年度入試に向けてです。変更点やポイントは以下の通りです。

・一般後期入試に3科目型を新導入。従来からある2科目型も残される。なお、3科目での受験者は2科でも判定する。
・教育学科と家政学部内管理栄養士養成課程ではAO入試を実施していないので注意。
 ⇒ 近畿地区の女子大の中でも極端に指定校とAOでの入学者比率が低い(合計で24.2%)

資格や就職面で高い実績を出しており、オススメ大学として上位にランクインしている、神戸女子大の様子でした。