関西外国語大 新学部設置+既存学部もリニューアル

2013年9月3日 火曜日

関西外国語大の高校・予備校対象説明会にお邪魔してきました。

関西外国語大では、新学部の設置だけでなく、既存学部の中身も見直し全面リニューアルするなど、学部の中身の見直しに注力されています。

外国語学部では2014年よりカリキュラムを大幅に改定予定とされています。文学や英語学ばかりのものではなく、留学につながる英語・スペイン語カリキュラムを心がけ、高校から大学にスムーズに接続できることも念頭におく、とのことです。

国際言語学部は来春より募集を停止し、英語国際学部を新たに発足させます。詳細は先にアップしていますこちらのエントリー「関西外国語大 新設「英語国際学部」」をご参照ください。

英語キャリア学部 英語キャリア学科は、英語だけでなく経済学等の社会科学系の学問を融合させる、高校で言えば「特進」のような学科となっています。それゆえ、高い英語力があることが前提となります。この学科では1年の海外留学が必須となっていますが、前述の英語国際学部は「1セメスター・語学留学」である一方でこちらは「1年・大学の正規授業の受講」という点が大きく異なる点となっています。

英語キャリア学部 英語キャリア学科 小学校教員コースは、小学校教員養成に加えて高度な英語力をつけさせる、非常に面白いコースです。卒業は「学士(教育学)」となります。

関西外国語大の就職状況です。

就職決定率は97.6%。旅行・航空・流通、あるいは英語教員が多いのですが、元々同大に入学してくる学生はそちら方面の志向が強いため、結果としてそうなっている様子です。幅広い就職としては総合大学の方に分があるか?とも思います。

2014年度入試情報です。

公募推薦では全学部で大学内2学科併願が可能。一般前期における外国語学部と英語国際学部出願者は短大英米語学科に、一般後期における英語キャリア学部出願者は英米語学科に、一般後期における外国語学部及び英語国際学部出願者は短大英米語学科にのみ併願が可能となります。

一般入試後期は、これまで大学・短大とリスニング・筆記とも共通の問題としていましたが、2014年度より筆記試験に関してのみ内容を変えることになっています。なお、リスニングは共通となります。

これまで「英語特技入試」と呼んでいたものを「2ヶ年留学チャレンジ入試」を名称を変更し、事前の資格審査をクリアした者に関して面接(英語・日本語両方)のみの選考とすることになっています。