光泉中高 地元滋賀県の国公立大合格者数が2年前から2倍に

2013年9月5日 木曜日

光泉中高の塾対象説明会に行ってきました。

学校の様子についてですが、今回は中学校の様子をご紹介します。

在籍生徒数ですが、中1 103名・中2 84名・中3 91名の合計278名となっており、草津市35.9%、大津市28.2%、栗東市13.6%という出身小学校所在地地域割合となっています。

中1の2学期から英数で習熟度別授業を導入、学期ごとに編成を見直すという細かい対応をされています。

英検と漢検を全員に受験させており、共に3級またはそれ以上の級の全員合格を目指しているだけでなく、月3回の土曜日授業(第2土曜日のみ休み)、放課後の特別講習(英数、習熟度別)、中3の勉強合宿などで学習時間を確保しておられます。

クラブ加入率は、運動部65%・文化部30%・所属なし5%となっています。

高校及び大学進学に関してです。

まずは、併設高校への内部進学及び外部高校進学状況です。次の通りとなっています。

内部進学
Ⅰ類24名 Ⅱ類13名 Ⅲ類20名(理数12 人文8)
合計 57名(卒業生72%)

外部高校
膳所4、東大津1、洛南(空)1、鳥羽商船高専1 など
合計 22名

内部進学については専願と併願が選べますが、それぞれの扱い等は以下の通りとなっています。

専願:事前の審査により内部生特別推薦として合否及び特待の適用基準が一般の受験生より有利に
併願:併願として光泉高の受験が可で、合否及び特待の適用基準が一般受験者と同じ条件に

大学合格実績についてです。

今春の高3卒業生330名で、国公立大81名(京都大(医)1・大阪大3・神戸大3含む)、関関同立156名といった実績となっています。

国公立大81名中9名が浪人での合格。また、今春卒業330名中25名が浪人となってしまったとのことなので、浪人率は極めて低い部類です。

国公立大の中でも、滋賀医科大・滋賀大・滋賀県立大といった滋賀県内の国公立大合格者数が増えており、同3大学合格者数が26名、昨年21名・一昨年14名となっているので、一昨年から約2倍となっています。

細かい数字のご紹介は割愛しますが、関関同立と産近佛龍の合格者数も増えています。

今春卒業した330名のうち中高一貫生は63名おり、その63名の大学合格実績は次の通りとなっています。

国公立大16名(京都大(医)1、大阪大(外国語)1など)
関関同立38名(同志社大8・立命館大19・関西大5・関西学院大6)、産近佛龍51名

2014年度入試情報です。

中学入試においては大きな変更はありません。専願・併願制度は変わらず、専願は2科・併願は4科での受験となります。面接は専願・併願とも実施されます。

プレテストでは専願・併願の判定及び特待の可能性も合わせて提示されます。また、「入試サクセスセミナー」という、体験授業や授業公開などの行事終了後に60分程度で希望者に対し実施するイベントも開催されます。内容は、過去の入試問題やプレテスト問題を題材にして、入試に向けての勉強方法などのアドバイスを行うもの(入試問題の出題傾向等の解説ではない)だそうです。

高校入試ですが、募集定員320名は変わらずも、コース名がマイナーチェンジされます。以下の通りです。

Ⅰ類(普通) ⇒ Ⅰ類 文理(進学)
Ⅱ類(特進) ⇒ Ⅱ類 文理(特進)
Ⅲ類(人文) ⇒ そのまま
Ⅲ類(理数) ⇒ そのまま

特待生の当日得点目安は以下の通り。ただし、得点目安は調査書等も考慮するため、若干前後するそうなのでご留意ください。

専願:75%~
併願:78%~(指定された期日までに専願に切り替えるならば)
併願:85%~(併願のままで可)