大阪女子短期大学高 特待生制度に「S特待生」新設

2013年11月13日 水曜日

大阪女子短期大学高の塾対象説明会に行って参りました。

当ブログでこの学校をご紹介するのは初めてです。

まずは、大学等への進学状況です。

四年制大・短大・専門学校・就職それぞれの占有率についてです。四年制大へは毎年大体3割が進学していますが、今春は23.9%と例年よりも低調だったようです。併設の大阪女子短期大がすぐ横にあることもあって、短大は3割後半から5割弱と「一番多い部分」となっています。

現高3生は四年制大志向が例年並みの3割程度、短大志望率が低いものの反対に専門学校希望が例年の倍ほどになっているという状況になっています。なお、今春卒業した高3生の一年前の動向では「短期大の進学希望者が多い+専門学校希望者が少ない」という状況でした。

ちなみに、系列短大は「60分授業・3学期制・1つの授業は週2回実施」という変わったスタイルの講義を展開されています。

同法人内に大阪商業大・神戸芸術工科大・至学館大・大阪女子短期大があり、これらの大学・短大への内部進学に関してはある程度有利になっているようです。また、余談ですが、同法人内には大阪商業大学高・大阪商業大学堺高も名を連ねているなど「一大学園」でもあります。

2013年度入試結果です。

160名募集の所、今春は188名が入学。3年前128名・一昨年140名・昨年177名と好調に推移しています。入試結果の特筆点としては、数国及び3科合計の平均点が昨年から下がっている、という点がありますものの、これは昨年英国数すべてで平均点が上がったので、その反動であると思われます。

来る2014年度入試に向けてです。

特待生制度に変更があります。従来のA及びB特待生の他にS特待生を新設されます。既存のA特待生・B特待生と合わせて、特典等は下記でまとめてご紹介を致します。なお、特待生制度はすべて「専願」であることが条件となります。

S特待 当日目安240点
◎入学金170,000円を全額免除。
◎制服・用品一式(初年度のみ)、教科書代(3年間)、および修学旅行費用が無償。
◎教育奨学金30万円を3年間給付。

A特待 当日目安210点
◎入学金170,000円を全額免除。
◎制服・用品一式(初年度のみ)、教科書代(3年間)、および修学旅行費用が無償。
◎教育奨学金10万円を3年間給付。

B特待 当日目安180点または願書提出時の評定が一定以上
(評定の値については学校にお問い合わせください)
◎入学金170,000円を全額免除。
◎制服・用品一式(初年度のみ)、教科書代(3年間)が無償。
◎教育奨学金5万円を3年間給付。