甲子園学院中高 特別進学コースは1クラスを2~4分割

2013年11月15日 金曜日

甲子園学院中高の塾対象説明会に行って参りました。

教育内容のご紹介です。

中学校では、1年:心の教育期間 2年:学力養成期間 3年:進路選択期間 とし、高校進学時には特別進学と総合進学の2コースに分かれるようにされています。

中学校での取り組みの具体的な内容は次の通りです。

①月水金の朝学テスト
⇒ 即日答案返却、英単語・漢字・計算
②火木土の朝読書
③放課後自主学習は最大18時まで
④漢字・数学・英語の各検定の活用
⇒ 3級取得を目標に設定

高校は、1クラス平均30.3名。コースは「特別進学」「総合進学」の2コースとなります。

総合進学コースは2年進級時に「総合文系」「総合理系」「甲子園短大」の3グループに分割し、進路希望に応じて選択することになっています。また、3年進級時には総合文系は「総合文系アドバンス」「総合文系」に、総合理系は「総合理系(看護)」「総合理系」にそれぞれ分割されます。

特別進学コースは3年になると1クラスを2~4分割するなど、各自にあった科目やレベルが選択出来る様にしているのも特徴です。細かいクラス分けで生徒ひとりひとりに行き届いた指導となるように配慮されています。

大学合格実績に関してです。

特別進学コースからの今春の主な合格実績は以下の通りです。

京都大1 大阪大1 京都工芸繊維大1 鳥取大2 同志社大7 関西大4 関西学院大12 など

総合進学コースの進路状況は以下の通りとなっています。

四年制大34.0% 短期大41.5% 専門学校21.3% 就職3.2%

また、中高一貫生の過去8年間の進学実績は次の通りです。

国公立10名 早稲田1名 関関同立4名 産近甲龍7名 女子大等四年制大25名
甲子園6名 短大・専門学校等6名

2014年度入試に向けてです。

中学入試はA~Cの3日程。A日程のみ算国2科。B・C日程は算国のどちらか1科で、問題を当日両方配布し、片方をその場で選ぶ(願書提出時には選択は不要)形となります。

全日程で保護者同伴の面接があります。面接の序盤は生徒のみが入室して少しやりとりがあった後、保護者が入室するという段取りです。質問事項は「試験の出来」や「保護者の教育方針」といったオーソドックスなものなので、特に気合を入れて準備しておかなければいけない、というものはありません。

2回あるいは3回と複数回を同時出願する場合でも、1回分の出願料20,000円で可能という措置を取られているのは、大変ありがたいです。

高校入試についてです。

3科+グループ面接で選考されるのですが、特別進学と総合進学では入試問題が異なる点に注意が必要となります。

高校入試では、1.5次及び2次の実施は予定されていない、とのことです。ご注意ください。