大阪学芸高 特技コース1期生が今春卒業

2013年11月18日 月曜日

大阪学芸高の塾対象説明会に行ってきました。

今年で創立110周年を迎えた大阪学芸高ですが、現在3学年で合計1884名が在籍しておられ、男女比は53(994名):47(890名)とほぼ男女半々となっています。

コースは全7コースあり、概要は以下の通りとなっています。

選抜特進 国公立大への進学を目標とし、週40時間授業+少数精鋭クラス編成とする。
特進理数 難関私立大理系への進学を目標とし、英数理の授業時間を豊富に確保するなど理系を伸ばすカリキュラムであると同時に、実験演習を実施して科学への興味を持たせる。
特進(国英) 難関私立大文系を目標とし、英国社中心の授業で文系を伸ばすカリキュラム。
特進(国際) 上記特進(国英)と同内容だが、1年の留学がある。
進学(国英) 有名私立大文系への進学を目標とし、クラブあるいは進学講習など、放課後の時間を各自で活用が出来る。
進学(国際) 上記進学(国英)と同内容だが、1年の留学がある。
特技 スポーツや文化・芸術、その他分野で各自の特技を活かしながら進路を切り開く。他のコースとは出願書類や受験科目などが異なるので、特技コースに該当するかどうか要相談。

上記7つのコースのうち、特技を除く6つのコースに在籍している者は2年進級時にコース入れ替えが実施されます。ただし、進級先としては特技、特進及び進学両方の国際は選べないことになりますので、ご注意ください。

大学入試に向けたサポートとしては、駿台サテネットの視聴が平日は21時・土曜は18時半まで可能という点を強調されていました(別途費用が必要なようです)。

クラブ活動の面では、最近女子サッカー部を創部したことと、音楽室兼吹奏楽部合奏室として150名が収容できる大阪府最大級の広さを持つ部屋を作った、という点がトピックスとして紹介されました。

修学旅行は現在6つのコースから選択する形としているそうですが、現中3生が入学し高2となる2015年度にはさらに2つのコースが追加となり、計8つのコースから選ぶこととなる。全コースとも「海外」だそうです。

1年の留学がある特進(国際)と進学(国際)ですが、他コースからも1年留学の希望があれば参加可能(特技コース除く)となっています。ただし、帰国後は特進(国際)あるいは進学(国際)の在籍となる点、注意が必要です。

大学合格実績についてです。

今春は479名が卒業。現浪合わせて国公立9名・関関同立58名という実績(いずれも延べ人数)となりました。また、その479名のうち進路として「未定(浪人含む)」となっている者が58名います。

特技コース1期生が今春卒業したそうですが、高知大・関西大・関西学院大・同志社大等に推薦等で入学したとのことです。

2014年度入試に向けた情報です。

専願・併願ともに面接を実施されておられます。実施日は2月11日(火)、専願は個人、併願は8名グループでの実施となります。特技コース受験者は保護者同伴です。特に意欲や態度を見ているとのことでした。