星翔高 4つの工業系学科

2013年11月19日 火曜日

星翔高の塾対象説明会に行ってまいりました。

教育内容のご紹介です。

同校は今年で創立75周年。6学科・3コースを持つ学校は近畿地区ではこの学校のみです。また、4つの工業系学科を持つのは大阪では唯一となっています。公立高校の工業系高校・学科志望者の併願先として重宝されており、泉南・生駒・三田といった遠方からも受験者があるとのことでした。

普通科特進コースはセンター試験に対応したカリキュラムで、平日は朝8時から18時半まで勉強で拘束し、夏休み期間中は合宿や講座が開校されており、休みは10日ほどしか与えられないなど、勉強に重きを置かれた学校生活となるようです。

普通科総合コースはキャリア教育に重きを置かれており、インターンシップなども盛んに行われています。大学・短大・専門学校・就職と進路は様々となっています。

工業系4学科に関しては男子のみの募集となり、入試段階では4学科別の募集ではなく「工業技術系」として一括募集し、2年進級時に4学科へ振り分けられます。特に機械工学科と電気工学科に人気が集中し、例年約80名ずつの人数となるのですが、電子機械工学科と電子工学科は人気が低く、例年約30名ずつの人数しか希望者がいないとのことでした。電子系は高卒では(大卒や専門学校卒でないと)企業が採用してくれないこともあるのではないでしょうか。なお、人数に偏りがあっても、出来るだけ希望に沿う形にしているとのことです。また、工業系4学科はそれぞれ取得可能な資格が大きく異なるので、注意が必要です。

最後のコース、国際科スポーツコースは強化クラブに在籍する者を集めるコースです。入試を受ける前段階で、中学のクラブ顧問等を通して高校側と念入りなやりとりが必要となります。

大学合格実績についてです。

進学と就職は半々で、特進以外のコースは指定校推薦での進学が多いとのことでした。普通科特進コースからは、過去に神戸大や奈良県立大にも合格者が出ています。

2014年度入試に向けた情報です。

2/10の午前で筆記試験が終了し、その日の午後と翌日で順次面接試験が実施されることになります。面接は受験番号が若い方から先に実施されることとなるので、番号が若いと入試は1日で済むこととなります(代わりに昼ごはんの持参が必要となる)。